Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

堂々たる

2回に分けてアップした「ヒガハス」の写真ですが、貨物列車が来ない間に同業者の方と鉄道話で盛り上がりました。

つくづく思ったのは撮影地によってこんなに鉄道話は違うものかと・・・

「ヒガハス」では貨物列車の話、例えば「この間の○○列車は金太のクマイチが入った」とか「今度の黒磯訓練はパーイチの95が入る」とか色々とネタ列車の話を聴いたけど暫くその手の写真は撮っていないせいか話には余りついて行けなかった^^;

これがロマンスカーの撮影地になると花が咲いたとか水鏡になったとか季節感のある話になるけど「ヒガハス」では自分にとってちょっとアウェー感を感じます(笑)

ゴールデンウィークに運転され長野に行ったカシオペア紀行の話になり「篠ノ井線の稲荷山のストレートに300人いた」とか「聖高原のインカーブに400人いた」とか凄い人数だったという話を聞いてネットで調べたら見事なくらい皆さん同じ構図で撮られている。

列車が通過する3日ぐらい前から置き三脚したという話を聞いたが・・・

ただ置き三脚が原因で地主さんと揉めて撮影禁止になったところがいっぱいあると聞いているので、自分で自分の首を絞めることは辞めて貰いたいと思うが・・・

個人的には同じ構図で正直言って撮りたいとは思わないですし、現地に行って宝物を探すような感じで何かを見つけて物にするスタイルの方が楽しいですし、例え成功しても失敗しても良い思い出になるのではないでしょうか。
稲荷山のストレートの写真を見てふと思った次第です。

本題へと参りましょう!
今年の秋に「踊り子」がE257系にチェンジするが、185系が無くなる前にその雄姿を収めようと近場ではありますが久しぶりに横浜にある撮影ポイントに行きました。
東横線の特急に乗り菊名横浜線に乗り換えて東神奈川に向かう。
本当は横浜駅で乗り換えるのが一番だと思うけど東横線のホームから地上に出るのに時間が掛かるしおまけに人が多いしね。

無事に東神奈川のポイントに到着してカメラを構えるが新しい架線柱が立ったりして構図がかなりシビアな印象だ。
テレコンバーターを装着して画角を調整しているうちに東海道線普通列車がやって来た。


東海道線 川崎〜横浜

改めて見ると15両編成の普通列車って凄いですよね。
福岡に住んでいた時でも6〜8両でも長いと思ったけど15両って輸送力のハンパなさを感じます(笑)

いよいよ「踊り子」がやって来るが、一番怖いのは京浜東北線の電車に被られる事です。
電車の本数が多い区間なので仕方ないことですがやっぱり被られるのはちょっと悔しいかな(笑)

東神奈川を出発した京浜東北線の電車が通過して、いよいよ「踊り子」がやって来た。

堂々たるとはこう言う事を言うのか・・・
15両の特急列車って「踊り子」だけでしょうし、10両以上の特急列車って少ないような気がします。

良く見ると晴れているうえに気温が上がっている関係で陽炎が出でしまっているのがちょっと残念です(^^;;
本当は曇りで撮りたかったのですが中々上手くいかないものです(笑)


この後は「葬式鉄」でドヤドヤするのは間違いないし何かしらの形でトラブルになるでしょうから、明日からでも良いから早めに撮る事をお勧めしたいものです。

普通列車とのすれ違いもなかなか絵になって良いですね(^^)
結構気に入っている一枚です。

原点に戻って

早速本題へと参りましょう!

前回は早朝から水鏡と貨物列車を撮って来たが、今回は原点に戻って編成写真や良く撮っていたちょっとした「ネタ列車」を中心にアップします。

水鏡を撮り終えた後は結構な早起きだったせいか眠くなり1時間くらい仮眠を取ってだいぶ頭がスッキリしたところで撮影を再開する。

撮影した日はEF81牽引の久しぶりの「宇都宮配給」を撮るがその前に貨物ちゃんねるで機関車のチェックをして撮影に備える。

水鏡を絡めたいところだが時間が経つにつれて風がだいぶ吹いてきて残念ながら凪が立ってしまった(^^;;

2019.5.8 東北本線宇都宮線東大宮ー蓮田(埼玉県蓮田市
オーソドックスな編成写真ですし水鏡にならなかったのは残念だが晩春の空気を感じて頂ければ幸いです(笑)

ヒガハスにも撮影者が少しずつ来ているがそれぞれ思い思いの場所でポジションを取り撮影に備える感じだ。
何だかんだ言って人気がある列車なのを実感する。
いよいよ午前中のメインである「宇都宮配給」がゆっくりとやって来た。

配給列車を撮ったのは5年振りですが、以前はEF65が牽引したのですがいつのまにかEF81になっていたのですね^^;
それでも赤い機関車ってやっぱりかっこいいし、田んぼとの組み合わせも相性が良くていいですね(^^)

東北本線宇都宮線)尾久〜赤羽

5年前に東十条で撮った写真です。
やっぱり65の方がしっくりくるのは私だけでしょうか(笑)
暇さえあれば東十条に行って良く撮ったものです。
東十条で撮った過去の写真は何れアップすることになると思います。

再び本題に戻りましょう!
ヒガハスで編成写真を撮るのは6年振りかなぁ。
何か原点に帰っている感じです。
撮り始めてから最初の2年間はヒガハスに良く行ったものです。



編成写真を撮って思いましたが、左右のバランスを取らないと写真として微妙だと思うし列車の両数を予測して構図を作らないといけないので結構難しいと改めて思った次第です。
それでも色々なバリエーションで撮れるしやっぱり昔からある名撮影地なのかなぁって思います。
今度は初秋の風が吹いたら撮影に行こうかな。

超有名撮影地の水鏡

早速本題へと参りましょう!
5月のとある休みの日に久しぶりに東大宮〜蓮田にある通称「ヒガハス」に行って参りました!
と言っても去年の8月下旬に稲刈り前の鉄道写真を撮りに行きましたが大した成果が得られず悔しい思いをしましたが、今回は5年振りとなる水鏡の撮影をして参りました。

朝の3時半くらいに起床して4時に自宅を出発して外環道に入るが、流石に車の流れはスムーズで順調に進んでいく。
やがて東北道に入るが降りるインターが岩槻というのもあり結構な近距離ドライブだし気楽なものです。
山梨や福島等への日帰りの撮影旅に比べたら身体の負担は楽だしいつもの1/4くらいの距離だから余計に短く感じるのは言うまでもない(笑)

出発して1時間しないうちに無事にヒガハスに着いたが雲一つない快晴だし風も全く無くて撮影が楽しみだ!
水が張っているだけの田んぼや田植えが終わっている田んぼを見ながら、どのポジションで撮ろうかロケハンしながら探っていく。


東北本線宇都宮線東大宮〜蓮田

なかなかの水鏡感だけど土が出ているのは残念だけど贅沢を言うのはいけませんね(笑)

どうしてもまだまだ感があるので別のポジションに移動して「TOYOTAロングパスエクスプレス」を久しぶりにパチリ!

日が段々と上がってきて適度な明るさになり良い感じになってきた。
田植えが終わった後の水鏡も良いですね(^^)
赤い機関車と鮮やかな青のコンテナとの組み合わせは最高です。

次は田んぼと屋敷森を手前にあって列車が奥に置いた構図で撮ります。

編成写真を撮るのも良いと思いますが、場所を変えると季節感のある写真がいっぱい撮れます。
春は桜・初秋の季節は稲刈り・冬になると「ギラリ」のシーンも撮る事が出来るので筆者にとっては「一粒で何度も美味しい」撮影地では無いかと思います。

ヒガハスは普通列車以外にも時刻表には載っていない列車が来ます。
どんな列車を撮ってきたかは次回のお楽しみです!

ラスト1時間のドラマ

東京でも大雨が降り大変な1日になりました。
ここ最近東海や四国のダムで貯水率が0に近い状況とのことだったのですが、この一雨で貯水率が回復すると良いですが、この後は晴れの予報が続くのであまり気を緩められない感じでしょうか。
筆者も福岡に住んでいた時に給水制限や節水が長い期間を経験しましたが結構辛いものがありました。
台風の接近で大雨が降り貯水率が一気に回復しましたがこのような経験は二度としたくないですね。
今年は空梅雨にならないのを祈るしかありませんが、かと言って極端な集中豪雨も勘弁してもらいたいものです。

本題へと参りましょう!
線路に「ギラリ」が始まり急いで近くの高台に登り臨戦態勢を整える。
線路や電線が本格的にキラキラし始めてきていよいよ日没までのラスト1時間が始まった。

総武本線 物井〜佐倉

中々のギラリっぷりに思わずワクワクです(^^)
少し風が吹いているせいか田んぼにはさざなみが立っているが風が止むのも時間の問題だろう。

少し場所を変えて撮っていますが、全ての田んぼに水が張っていて気持ちいいですし軽トラの存在感もなかなか絵になりますね(笑)

日没が近づき色が段々と変化してきた。


オレンジ色になって来ているのがよくわかりますね。

日没まであと5分になり、風も止んで田んぼにも水鏡になって来た!
後は「成田エクスプレス」がやってくるのを待つばかり。
太陽が雲に隠れる事も無い完璧なギラリになるシチュエーションが整った!


中々オレンジ色感が強い「エロ光線」ですね(笑)
何とも堪らない夕方のワンシーンだし何となくドラマティックな1枚になったのではないでしょうか(^^)
これがあるから鉄道写真はやめられないのは間違いありません(笑)
日没ギリギリまで粘った甲斐がありましたしゴールデンウィークのオーラスを飾って良かったと思います。

スピード感

奄美地方で梅雨入りが発表しましたね。
イメージ的には沖縄の方が最初に梅雨入りすると思ったけど、奄美の方が早いのは意外な気がします。
このニュースを聞くとあともう少しで本州でも続々と梅雨入りの話を聞く事になるだろう。
去年は西日本で大きい被害がありました。
鉄道の話になると中国地方の豪雨の影響で山陽本線が不通になり貨物輸送に大きな影響を受けて、復旧するまでは山陰本線経由の迂回貨物があったのは記憶に新しいところだ。

トラック輸送が主体とは言え長距離ドライバーの人手不足の影響して、ヤマトや佐川や福山通運などの大手でも鉄道輸送に頼っているが、もし豪雨などで線路が寸断されたら大きい被害になるのは確かだし物流にも大きい影響を受けるのは間違いないだろう。
今年は被害が無い事を祈るばかりです。

本題へと参りましょう!
空を大きく入れた鉄道写真や水鏡などを撮ってまいりましたが、今回は流し撮り編です。

今まで「成田エクスプレス」の流し撮りは何度かチャレンジしてまいりましたが、あまり上手くいった試しがありません(^^;;

これまでは被写体との距離が近くて列車のスピードについて行けなくて失敗写真を量産しましたが、線路から100メートル以上離れたところで望遠で撮ります。

総武本線 物井〜佐倉

新緑の森をバックに先頭車同士の連結して疾走する姿はやっぱりカッコイイ!
このシーンをずっと撮っていましたがなかなか上手くいかなかったので、やっとシンクロしてくれたので一際嬉しいです(笑)

この後直ぐに移動して水鏡を入れた流し撮りにチャレンジします。
普通列車で練習するが失敗が続きシャッタースピードを1/60秒に設定して本番に備える。

取り敢えずは上手くいったものの風が強く吹いて水鏡にならなかったのが心残りなのは間違いないありません(^^;;
気温が上がるとどうしても暖かい風が吹いて水鏡になるのは難しいですし風を遮るものが無いけど来年は綺麗な水鏡で成功したいですね。

そうこうしているうちに日没まであと1時間くらいになり列車にもギラリが始まりました。
別の場所に移動してゴールデンウィーク撮影記のフィナーレを迎えます。

晩春のひととき

ここ2、3日気温が高くなり東京ではついに夏日を記録した(^^;;
少し前までは寒かったと思えばお花見もつい最近の出来事ではあるけど、あっという間に晩春を迎えたが気分はもう初夏の陽気でいっぱいだ。
外回りの仕事をしている私としては大変な季節だし10月の初旬までは暑い日々が続くかと思うと結構憂鬱なのは間違いありません。
去年は猛暑日が続きましたが今年もそんな日がいっぱいあるのでしょうか?

ゴールデンウィークの撮影の続きへと参りましょう!

最初は御殿場線で富士山バックに田んぼの水鏡の撮影を考えていましたが、全くと言っていいくらい情報が上がっていなかったのでプランを変更しました。

何処で撮ろうか雲の動きを見ながら検討した結果今年の1月以来となる総武本線の撮影に行ってまいりました!

午後の昼下がりの時間からの撮影の上に午後2〜3時にならないと順光にならないので、今回は日没までの3時間くらいの間に色々なバリエーションで撮ってまいりました。
撮り終わったら直ぐに移動するスタイルで挑む完全なスプリント戦です。

総武本線物井駅を降りて早速空の具合を確かめるがまずまずの青空だが雲の状況は場所によっては表情があったり無かったりと少し悩ましい。

取り敢えず田んぼに水が張っており大部分は田植えも終わりすっかり初秋の季節に向かっているかのようだ。

まずは特急「しおさい」がやって来た。

総武本線 物井〜佐倉
雲に表情はあまり無いけど、何か気持ちの良い青空だしのんびり感があって良いですね。

この後は定番撮影地の亀崎の踏切に近づき成田エクスプレスと水鏡を撮るが、バックには自分の鉄道写真には欠かせない表情のある雲が良い感じがあったのでワクワクする。


1月に行った時は日没前の成田エクスプレスの「ギラリ」を捉えたが、あれから4ヶ月が経ち太陽も位置も違うし写真の印象もだいぶ変わったような気がします。
それでも列車が綺麗に水鏡になっているしバックの雲の表情もなかなかです!

亀崎踏切で撮影を終えて直ぐに移動して別の場所で雲のある写真を撮ります。

冬の間は雲の表情を捉えた写真は少なかったが久し振りに再会したような気持ちでシャッターを切った感じでしょうか?
果たして今年の夏は何回雲が撮れるか楽しみだ!

今回はスプリント戦です!
次回は以前から成田エクスプレス流し撮りをしておりますが今まで満足出来る写真が撮れなかったのですが、果たして今回は上手くいったのでしょうか?
次回もお楽しみに!

田園の宝石を探して

ゴールデンウィーク明けてから最初の休みは久しぶりに超のつくとある有名鉄道撮影地に行って参りました。
鉄道写真を始めた頃は寝台特急北斗星」や「カシオペア」を撮りに良く撮りに行ってましたし、珍しい列車が来るとわかると血眼のようにひたすら撮影しまくってました(笑)
今回は所謂「ネタ列車」はありませんでしたが、水鏡や貨物列車や配給列車をいっぱい撮る事が出来て充実したのは言うまでもありません(笑)
今年の1月以来の編成写真を撮りましたが何か原点に帰って来た気持ちでいっぱいだし、鉄道写真の基本中の基本を改めて学んだような気がします。
その時の模様は後日アップします!

本題へと参りましょう!
新緑とロマンスカーを撮り終えて新松田駅近くのラーメン屋さんで昼食を摂り開成にある田んぼに向かいますが何か花が咲いているのではないかと期待に胸が踊る。
田んぼの畦道を歩くと草刈りや土を耕したりと田植えの準備をされている方がポツポツと見かけた。
何か初秋へ向けてのプロローグが始まったかのように。

畦道を左右を見ながら花が咲いているか探すがなかなか見つからず苦戦を強いられる。
ひょっとしたらネモフィラが少し咲いているとかタンポポが咲いているのではないかと微かに期待をしたが全くありませんでした(笑)

それでも田んぼの一角にあるレンゲの花が咲いてるを見つけて、午後の撮影のメインに据える。
バックに住宅をどのように隠して処理するかが良い写真を撮る鍵になりそうだ。


小田急線 開成〜栢山

2枚とも写真の出来はまずまずだが、何かまだまだ感がある。
最初の写真は優しい描写で結構好きな一枚だけど、2枚目は右側に家が写っているから構図が甘いのでここから先は構図を練りに練ってどんどん追い込んでいく。
カメラを下に向けたり上に向けたりと試行錯誤を繰り返した後ロマンスカーVSEがやって来た!
思った以上に出来が良いのでロマンスカーカレンダーのフォトコンに応募しても良いのではないかと思う一枚ですね(^^)
立夏を過ぎて初夏を思わせる空気感がたまりませんし晩春が近いのを実感せずにはいられません。

もう少し欲張って更に構図を作り試行錯誤を繰り返してやっとベストの構図を見つけました。
踏み切りが鳴りロマンスカーGSEがゆっくりゆっくりとやって来た!

構図そのものはちょっと窮屈だけどレンゲの花や草が逆光の中宝石のようにキラキラと輝いているかのようだ!
ちょっと自分らしくないけどなかなか面白い一枚が撮れたと思うし結構満足したのは言うまでもありません。
今回は開成の田んぼの状況が分からずぶっつけ本番の撮影になりましたが充実したのは間違いありませんし、レンゲの花に感謝をせずにはいられません。