Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

去年の今頃

昨日は山梨に行って富士山バックの鉄道写真を撮りたいなんて書いたけど、ちょうど一年前に山梨に行って撮った写真でも。

 

朝5時過ぎに自宅を出発して首都高に入り一路小淵沢を目指す。

空を見上げると雲ひとつない青空が広がり、楽しい一日の撮影になりそうな予感だ。

首都高から中央道に入り渋滞もなく順調に進んで行く。

小仏トンネルを通過して相模湖エリアを通りいよいよ山梨県に入るが相変わらずの快晴で南アルプスや富士山もハッキリと見えて早く撮影したい欲望に駆られる。

やがて小淵沢インターチェンジを降りて名撮影地の小淵沢の大カーブに到着。

甲斐駒ケ岳がクッキリ見えていよいよ撮影の準備に入り構図を考えるが、この時期は田植えなんて無いからちょっと寂しい気持ちになるが・・・

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小海線 小淵沢甲斐小泉

雲ひとつない快晴の下で撮る写真は何時撮ってもいいですね。

甲斐駒ケ岳には雪が残っていてまだまだ冬なのを実感する。

新緑の季節に撮りたい気持ちになる。

 

今度はE351系が1週間後に定期運用からの撤退を控えて最後の姿を撮ろうと久しぶりに三峰の丘に向かう。

置き三脚がいっぱいあるのかなーって思ったけどその心配は無用だった。

三脚が3本しか置いておらず構図を作り場所を確保する。

ここでも富士山がすっきりとしており撮影が楽しみ。

午後に入り徐々に撮影者が増えて賑やかになってきたがピリピリ感も無くまったりとした雰囲気だし北斗星のラストランの時の殺伐とした状況と比べたら平和なものだ(笑)

最終的には20人くらいになっただろうか。

その間に同業者と撮影話で盛り上がりあっという間に時間が過ぎて行く。

相変わらずの雲ひとつない快晴、踏み切りの音が鳴りいよいよ鼓動が高まる。

メインの「スーパーあずさ」がやって来た!

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中央本線 長坂〜小淵沢

車体を傾けながら甲州路を駆け抜けるE351系スーパーあずさ

そしてこの富士山ですよ!

いつ撮っても良いし何より気分が晴れやかになりますね(^^)

ラストランを前に花を添える事が出来て良かったのでは無いでしょうか。

何時迄も記憶に残る鉄道風景であるのは疑いの余地はありませんし、二度と撮れないかと思うと寂しい気持ちもあります。