Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

桜回廊

前回も書きましたが、いよいよ東京を脱出して東北のお花見へと案内しましょう!

首都圏エリアの桜も葉桜になりちょっと寂しい思いもあるが自分の中ではまだ終わっていない気持ちが強かったのでしょうか、何が何でも東北の桜も日帰りでも撮りたい思いがありました。
去年は曇りで消化不良に終わったので、今年こそはの想いがあったのは確かです。
撮影の1週間前のウェザーニュースの天気予報を見ると曇りか雨の予報だったけど、2日前になって晴れ後曇りに変わり安堵する。

朝早くに自宅を出発して朝イチの「やまびこ」に乗り福島まで乗車するが東京を出発する時は曇りだったけど新白河を通過した時には晴れに変わって俄然撮影モードになってきた!
福島に着いて東北本線の列車に乗り換えて一路北上するが桜はどうなっているか心配だったが船岡駅に着く直前に桜並木がありますが見事な満開!
船岡駅から船岡城址公園までは徒歩で15分ほど、少し急ぎ足で向かうが桜の咲きっぷりにどうやって撮ろうか思案する。
まずはロケハンしながら跨線橋にたどり着いたが、撮影に行った日曜日は仙台〜福島までED75牽引のイベント列車が設定されていたのか、跨線橋には三脚がズラリ!
入る余地は無いと判断して敢えてパスして午後の福島からの返しを撮ることを選択しますがどのみち光線状態は良く無いから撮っても良い写真が撮れるとは思えなかったというのもあるが・・・
どうしても皆さんと同じ構図で撮っても意味が無いし構図も似たり寄ったりになるから午後の返しは全然違う場所で撮ったが後日アップしましょう。
さてイベント列車が通過しいよいよ貨物列車が通過するのを待つが見事な景色に惚れ惚れする。

東北本線 大河原〜船岡

桜のボリューム感もそうだけどバックにある蔵王連峰もハッキリ見えてもう大満足です!
この段階でリベンジを果たしたのでもう東京に帰っても良いくらいお腹いっぱいになりました(笑)

跨線橋を離れて「樅の木は残ったデッキ」から俯瞰撮影をするが障害物が案外あって構図を作るのに少し苦労したけど、それでも中々の眺め!


白石川に沿って桜が植えられているのもあってS字カーブに長編成の貨物列車、まさしく贅沢な組み合わせなのではないでしょうか。
本当にお見事な春の風を感じる一枚です!