Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

田園の宝石を探して

ゴールデンウィーク明けてから最初の休みは久しぶりに超のつくとある有名鉄道撮影地に行って参りました。
鉄道写真を始めた頃は寝台特急北斗星」や「カシオペア」を撮りに良く撮りに行ってましたし、珍しい列車が来るとわかると血眼のようにひたすら撮影しまくってました(笑)
今回は所謂「ネタ列車」はありませんでしたが、水鏡や貨物列車や配給列車をいっぱい撮る事が出来て充実したのは言うまでもありません(笑)
今年の1月以来の編成写真を撮りましたが何か原点に帰って来た気持ちでいっぱいだし、鉄道写真の基本中の基本を改めて学んだような気がします。
その時の模様は後日アップします!

本題へと参りましょう!
新緑とロマンスカーを撮り終えて新松田駅近くのラーメン屋さんで昼食を摂り開成にある田んぼに向かいますが何か花が咲いているのではないかと期待に胸が踊る。
田んぼの畦道を歩くと草刈りや土を耕したりと田植えの準備をされている方がポツポツと見かけた。
何か初秋へ向けてのプロローグが始まったかのように。

畦道を左右を見ながら花が咲いているか探すがなかなか見つからず苦戦を強いられる。
ひょっとしたらネモフィラが少し咲いているとかタンポポが咲いているのではないかと微かに期待をしたが全くありませんでした(笑)

それでも田んぼの一角にあるレンゲの花が咲いてるを見つけて、午後の撮影のメインに据える。
バックに住宅をどのように隠して処理するかが良い写真を撮る鍵になりそうだ。


小田急線 開成〜栢山

2枚とも写真の出来はまずまずだが、何かまだまだ感がある。
最初の写真は優しい描写で結構好きな一枚だけど、2枚目は右側に家が写っているから構図が甘いのでここから先は構図を練りに練ってどんどん追い込んでいく。
カメラを下に向けたり上に向けたりと試行錯誤を繰り返した後ロマンスカーVSEがやって来た!
思った以上に出来が良いのでロマンスカーカレンダーのフォトコンに応募しても良いのではないかと思う一枚ですね(^^)
立夏を過ぎて初夏を思わせる空気感がたまりませんし晩春が近いのを実感せずにはいられません。

もう少し欲張って更に構図を作り試行錯誤を繰り返してやっとベストの構図を見つけました。
踏み切りが鳴りロマンスカーGSEがゆっくりゆっくりとやって来た!

構図そのものはちょっと窮屈だけどレンゲの花や草が逆光の中宝石のようにキラキラと輝いているかのようだ!
ちょっと自分らしくないけどなかなか面白い一枚が撮れたと思うし結構満足したのは言うまでもありません。
今回は開成の田んぼの状況が分からずぶっつけ本番の撮影になりましたが充実したのは間違いありませんし、レンゲの花に感謝をせずにはいられません。