Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

明日への道標

西日本でも本格的に梅雨入りしているが、大雨の予報が出ているが去年は中国地方で大きな被害が出たのは記憶に新しいところ。
去年の東京は雨があまり降らず9月の秋雨の時期に梅雨の時期に降らなかった分が一気に降ってきたが、それに対して西日本では記録的な大雨になり鉄道網が寸断されて旅客や貨物輸送に大きな打撃を受けた。

JR西日本JR四国JR九州の鉄道運行担当者は大雨にピリピリしている事だと思う。
特に経営状態の悪いJR四国は大雨や台風などの影響を受け易く被害を受けると経営に深刻なダメージを与えるから大変だと思う。
台風対策に投資しているとは思うけど、いくら対策を立てても限界があるしどうにもならない事もあるだろう。

話は変わるがJR四国が発足した時から経営が厳しいのは分かっていた事。
発足当時は高速道路が10数キロしか開通していなかったが発足してから30数年今では500キロ以上の高速道路が整備されたうえに四国から関西方面は高速バスに取られたし四国内でも押されっぱなしの状況だ。
それに対して鉄道の方は電化率は20パーセントプラス単線が多いうえにカーブは多いし険しい山間部を通らなければならない路線もあるから、ある意味JR北海道以上に厳しいのではないか。
もちろん何もしていない訳では無く、新型の特急車両を投入してスピードアップして高速バスに対抗しているが単線が多いから限界があるが本来なら山間部に長大なトンネルを掘るのが一番効果があると思うけどJR四国の財力を考えたら到底無理な話。

おまけに明石海峡大橋の下に鉄道が通らなかったのが一番大きい。
明石海峡大橋に鉄道が通っていたら徳島〜大阪間の新快速が設定されていたと思うし行き来がもっと楽になっていた事だと思う。
JR四国のドル箱路線になっていたのは間違いないだろう。
鉄道以外の事業でも他のJRに比べたら大きく遅れをとっているのは明白だろう。
四国は人口が少ないというのもあるが、早いうちからマンションやホテルなどの不動産事業をやっていれば多少経営はマシになっていたと思うのは筆者だけではないはずです。
うどん屋とパン屋以外にやることはあっただろうと思うが・・・

高松や松山にもう少し投資しても良かったと思うが歴代の経営者が無能だったのか、鉄道の経営合理に躍起しただけだったのではないかと思う。
次回もJR四国について素人ながらもう少し書こうかと思います。

お待たせしました、本題へと参りましょう!



前回の記事はこちらから
r312street.hatenablog.jp


小岩菖蒲園で撮り終えてロマンスカーを撮ろうと開成の田んぼに向かう。
新宿から久しぶりにロマンスカーに乗車して一度小田原に向かう。
普段のロマンスカーの撮影は通勤電車の車両に乗ることが多いが、本厚木から先になるとロングシートは辛いものがあります。
たったの1時間の乗車だけどやっぱりロマンスカーの移動は楽です(笑)

開成の田んぼに着いて良い感じの雲があったので、先ずはVSEをパチリ!

小田急線 開成〜栢山
やっぱり入道雲ではないが表情のある雲が撮れたのは良かったです。
結構風が強く吹いていたがVSEが通過した時は風が少し穏やかになってくれて、ほんの少し水鏡になってくれました(笑)

この後は場所を少し移動してロマンスカーの「ギラリ」を狙うが雲は少しあるものの絶好のチャンスだ。
まずはVSEがやって来たのでパチリ。

「ギラリ」までもう少し時間がかかりそうだがまずまずだと思うが、この後やって来るGSEがますます楽しみになって来た。

その前に通過する通勤電車が側面や窓が段々とキラキラしてきた。
いよいよGSEがやって来たが果たして?

見事に「ギラリ」してくれました(笑)
日没間際のハイライトだと思うし、午後から開成の田んぼに来た甲斐があったと言うものです。

今度は線路の反対側に移動して箱根湯本行きの太陽とGSEを撮ります。
相変わらず雲が殆ど無く絶好のシャッターチャンスだ!
段々と太陽が沈んで来た、踏切が鳴りいよいよGSEがやって来た!


残念ながら風が止むことなく水鏡にはならなかったが、GSEと太陽が光芒してくれたおかげで何となくではありますがちょっぴりドラマティックなワンシーンが撮れたのではないでしょうか。
撮り終わった後はその余韻に浸って何回もモニターを見ました。

無理をして行った甲斐があったと思いますし、夏至の時季だからこそ撮れる鉄道風景ではないでしょうか。