Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

梅雨明けの空②

デジカメinfoを見ていたらNikonの記事が載っていたので読んでみたが、デジカメの売り上げ台数が最盛期の1/6に減っていたと言う。

記事を読んで当然だと思わず頷いたのは確かだ!

Nikonの場合はフィルム時代からデジタルに至るまで今まで築き上げてきた既存の技術を応用して何とかしてきたのだと思う。

しかし、デジカメ以外の分野で新しい分野を開拓出来なかったのが一番大きいのではないでしょうか?

デジカメはスマホに喰われて縮小することは分かっていた事。

売り上げの減少をカバーする為の新たな開発を怠ってきたのではと言われても仕方がない。

Nikonの社内でもアクションカメラやドローン用のカメラを開発の検討はしていたと思うが却下されたのは想像できる。

今のNikonは新しい分野を開拓する力を失ってしまったのではないかと心配になる。

確かにアクションカメラのKeymissionと言うカメラも販売したが評判は散々な結果に終わったのはカメラファンなら周知の事実だろう。

 

現在に至っては本来なら日本のカメラメーカーがアクションカメラやドローン用のカメラを率先して開発しなければならなかったのに、一眼やコンデジ固執してしまったが為に完全に置いてけぼりを喰らった。

アメリカや中国のメーカーが台頭して新しいジャンルのカメラをどんどん提案しているが、日本のメーカーも今までのやり方に固執すると近い将来大変な事になるかもしれないし特にカメラ以外の売り上げが殆どないNikonは間違いなく危ないだろうなと思う。

ひょっとしたら中国の企業に買収されるリスクもあるから危機感を持って開発に取り組んでもらいたい物だ!

 

本題へと参りましょう!

 

入道雲も無くなり雲が段々と広がってきてが、太陽が雲に隠れていなかったので撮影を続行することに。

今度は56F1.2で稲をボカしてロマンスカーMSEをパチリ!

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2019.7.28 小田急小田原線 伊勢原鶴巻温泉(神奈川県秦野市

完全に解放で撮ると稲が完全にボケてしまうので1.8に上げて稲が見えるように撮りましたが、中々いいレンズですね!

ロマンスカーMSEのブルーのメタリック感が堪らないし画像を拡大すると分かりますが電車の下にある石垣の質感が良く出ていると思いますし、ピントが合った所にはしっかり描写している感じです。

一回の撮影でこのレンズのポテンシャルの高さを感じたのは間違いありませんし鉄道撮影で欠かせない相棒になることでしょう!

 

毎年この時期は休耕田の田んぼに向日葵が植えられていますが、今年は何輪か咲いているだけで寂しい状況ですが一輪だけ元気な向日葵があったのでロマンスカーGSEと一緒にパチリ!

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本当に周りが全くと言っていいくらい向日葵が咲いていないですね(笑)

去年はそれなりに咲いていましたが・・・

結局のところこの構図しか思い浮かびませんでした(笑)

雲が広がっているものの夏らしい絵が撮れたかな。

結構風が吹いて向日葵も結構動いていたので初めてX-H1のコンティニュアスAFを使いましたが向日葵に対して喰いつきが良かったのが収穫だったのは間違いありません。

この写真は18F2を使いましたが中々面白い広角の単焦点ですね。

フルサイズ換算27ミリのレンズで使いこなすのが難しいとは思いますが絶対に使いこなせてみようと思った次第です(笑)

 

最後は56F1.2で撮った写真で締めたいと思います!

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稲も元気ですがそれ以上に線路端にある夏草も元気で夏らしいですね(笑)

入道雲と稲との組み合わせが撮れたので満足しております。

次回のロマンスカーの撮影は愛甲石田の13号踏切でロマンスカー入道雲を撮りたいですね。

伊勢原鶴巻温泉のストレートは鉄塔があったり電線があったりして結構難しい撮影ポイントですがツボにはまった時は痺れた写真が撮れますので筆者としては欠かせないポイントです。

 

今回の撮影で初めて単焦点だけで鉄道撮影をしましたが楽しかった撮影でした、この間もロマンスカーを撮りに単焦点だけでパチリしましたが標準のレンズ焦点距離だったら単焦点だけで充分だと思いましたし、何と言っても軽くて写りが良いのは大きいですね!