Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

赤い花の誘惑

ここ最近私のブログに読者登録されている方のブログを見ると彼岸花の写真が沢山アップされています。「これは俺に彼岸花と鉄道を撮れって言っているのか!」って思った訳です(笑)

と言う訳でブログやツイッターで調べるとロマンスカーの撮影ポイントに彼岸花が咲いているとの情報を見つけて撮影を決行しました。

当日の天候は曇りの予報でしたが少し暗めなトーンが面白い写真が撮れるのではないかと思った次第です。

新宿からロマンスカーに乗車して撮影ポイントに向かいます。

多摩川を渡る時は晴れたり曇ったりでしたが町田に到着した時は曇りに変わっておりました。

秦野駅に到着し神奈中バス神奈川大学行きのバスに乗って移動しますが相変わらず曇ったままで撮影をどのように撮ろうか思案しなければならないし彼岸花の咲き具合も気になります。

下大槻のバス停で降りて田んぼのある撮影ポイントに向かいますが・・・

彼岸花は咲いているもののポツポツしか無くてこれは困ったなーと悩みます。

線路に近くに咲いているのを発見してポジションを確保します。

広角ズームレンズで先ずは試し撮りです!

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2019.9.30 小田急東海大学前〜秦野(神奈川県秦野市

2年前までは稲穂が実りの時を迎えていましたが別の作物が栽培されるようになりました。

本当は田んぼと彼岸花を撮りたかったのですが贅沢を言うのはやめましょう(笑)

電車が何と無く窮屈な感じに見えますが曇った時の方が彼岸花の赤い花が美しいですし何か不思議な魔力に引き込まれてしまいそうです(笑)

ロマンスカーMSEがやって来ますが少し構図を変えて写真に少し余裕を持たせて本番を迎えます。

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青色のロマンスカー彼岸花って思った以上に良いと思いますしこれ以上の物を求めるのは無理な話ではないでしょうか(笑)

 

1時間の間に上下合わせて4回ロマンスカーが撮れるので構図のパターンを変えて作っていきます。

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彼岸花をぼかして試し撮りして急行電車を右上に配置しております。

さてロマンスカーGSEVSEが登場して本番を迎えます!

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カメラを少し傾けて撮りましたが何と無く微妙な写真になったような気がするのは私だけでしょうか(笑)

構図は問題無いと思いますが彼岸花はあまりボカさない方が絵になるような気がします。

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最後はほんの少し青空が見えたので縦構図で撮りましたが一本だけ立っている彼岸花ってしっとり感があっていいと思いますが、まとまっている彼岸花も結構良いですし個人的には気に入っています。

今回は何枚かアップしましたが、最初にアップした急行電車が一番良かったような気がします(笑)

彼岸花の美しさと言うのは晴れても曇っても絵になりますが撮影者の技量と感性が問われる被写体ですね。

初めて彼岸花と鉄道を撮りましたが、彼岸花のピークを読むのが難しかったのは間違いありません。

実際のところピークを迎えている彼岸花もあればすでに枯れている彼岸花もあったので一日か二日遅れていたら今回の出会いは無かったかもしれませんし、夏から秋に季節が移る瞬間に出会えて良かったと思いますが来年も撮りに行きたいかと言えばどうかな〜と言う感じです。