Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

刻一刻

この間の台風19号で被害に遭われた方に御見舞い申し上げます。

一日も早い復旧と復興を願うばかりです。

私の自宅は被害はありませんでしたが、水害の状況を見ると言葉が出ませんし人間の無力さを痛感した次第です。

鉄道の話になりますが、北陸新幹線の車庫の水害に言葉が出ませんでした。野沢温泉にスキーに行く際に必ず見る風景で新幹線からの車窓はリンゴ畑や住宅がある風景ですが長野に来たのを実感したものです。

 

本題へと参りましょう。

前回は日中の相模湾の鉄道風景をアップしましたが今回は日の出から始まるワンシーンです。

 

朝3時30分に起床して窓を開けると空は雲が残っておりました。身支度をして自宅を出発しますが高速に乗る前にコンビニに寄って飲料水や食料を購入したあと天気をチェックすると日の出の時間の相模湾の上空は雲に覆われている予報で不安になります。

環八を南下し瀬田の交差点から東名に乗って一路小田原にある早川の撮影ポイントに向かいます。

夜中でもトラックの往来が多く日本の大動脈なのを実感しますが渋滞も無く順調に進んで行きます。厚木の分岐で小田原厚木道路に入りますが殆ど車が走っておりませんが何かちょっと不気味です(笑)

小田原西インターを抜けて早川駅の近くにあるコンビニに到着して日の出が出る時間まで一旦休憩します。

空を見上げると相模湾の方向はどん曇りですが時間が経つと雲が取れる予報なので撮影が楽しみです。

早川のコンビニから5分ほどで撮影ポイントに到着。先客がいたので挨拶もそこそこにカメラと三脚をセットして列車が来るのを待ちます。

朝の4時〜6時台の前半まで貨物列車のラッシュアワーなのでどのように撮ろうか思案します。

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2019.10.9 東海道本線  早川〜根府川(神奈川県小田原市

何か重苦しい雲ですね(笑)

完全などん曇りではないですし、これから晴れると信じて前向きに考えます。

今回の目的はサンライズ出雲・瀬戸と太陽のコラボを撮ろうと思ったのですがそう簡単には行かないと言うものです。

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残念ながら太陽を拝む事は出来なかったが雲が少しずつ取れてきて海にも太陽の光が降っており少しだけサンライズ感が表現出来ただけでも良しとしないといけませんね(笑)

朝6時前後の通過ですがお客さんが起きる時間だと思いますが車窓から眺める相模湾からの朝日なんて最高なんだろうなーと思います。

 

段々雲が取れてきて相模湾がキラキラ感が増していよいよワクワクする時間がやって来ました。

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日の出から30分が経ち薄い雲があるものの太陽が現れて撮りたいシーンに出会えた感じですし列車のジャンルに拘りはありませんが普通列車よりも貨物列車の方が絵になります。

 

今度は超望遠ズームで海をキャンバスにして列車の通過を待ちます。

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太陽が雲に覆われて光が弱くなってしまったが海をキャンバスにして列車や機関車をシルエット気味にしております。

2年前に撮った時は列車を大きく写して少し迫力ある感じにしましたが、今回の方がバランスが良くて何か良いですね。

何か好きだなー(笑)

 

朝7時を過ぎてオレンジ色の海から変化してきましたが雲が完全に取れてキラキラ感が増します。

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久しぶりに日の出から相模湾と列車の撮影をしましたが充実した撮影だと思いますし、やっぱり海っていつ撮っても良いもんです。

日の出から刻一刻と変化するドラマチックな展開があるから写真は辞められません!