Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

錦秋は踊る

この間の日曜日から3日間秋田県を旅行して紅葉と列車を撮ってまいりました。紅葉を拝むには少し早かったのかなーと思いましたが満喫しました。

今回の紅葉シリーズは3回に分けてお送りしますが番外編もありますので少しでも秋と言うのを実感して頂ければ幸いです(笑)

 

朝4時半ごろに起床して早速田沢湖周辺の天気をチェックしますが残念ながら初日は曇り時々晴れの予報ですがずっと曇りなのを覚悟して身支度をして自宅を出発します。

中央線に乗って東京駅で東北新幹線に乗り換えて朝イチの「はやぶさ・こまち」に乗って盛岡駅を目指します。

盛岡駅までずっとどん曇りで晴れの気配が全くと言っていいくらいありません。東北新幹線の車窓が東海道新幹線とは違い単調なので朝早く起きたせいもあり仮眠を取ります。

定刻で盛岡駅に到着してレンタカーで仙岩峠を目指しますが依然として曇りのままです。もし晴れていたら雫石の近辺で撮ろうと思ったけどどん曇りのままなのでそのまま向かいます。

仙岩トンネルの手前で観光バスから降りたお客さんが写真を撮っているから何だろうと外を見ると赤と黄色のコントラストが効いた紅葉に思わずオッと言ってしまった。

仙岩トンネルを抜けて秋田県に入り幾つかの短いトンネルを抜けて紅葉撮影の目的地である峠の茶屋に盛岡駅から1時間程で到着!

早速カメラと三脚をセットして紅葉をチェックしますがあまり色づいておらずどの様に撮ろうか思案します。おまけにカメラの色の設定が難しいからちょっとシビアな状況です。

1時間に上下2本が「こまち」が通過するので何パターンか撮りますが兎に角晴れを祈りながらと言う事になります。

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2019.10.27 田沢湖線  赤渕田沢湖秋田県仙北市

RAW現像で彩度を少しアップしていますが現地で見た時は何かくすんだ感じで色彩にメリハリが無く撮影者泣かせの紅葉と言った感じでしょうし地球の温暖化の影響もあるのかもしれません。とは言え晴れても逆光で光が当たるのか微妙な場所ではありますしどちらかと言えば新緑の季節の方が絵になるような気がします。

 

峠の茶屋というドライブインで名物のおでんを頂き気分を変えて午後の撮影ですがだいぶ雲が薄くなり時折青空を見るようになって来たのでちょっとだけテンションが上がってきましたが、風が強いですし薄手のブルゾンを着ていたせいか体感温度がかなり寒く感じます。

場所を少し移動してロケハンをすると午前中とは違い紅葉の色付きが少し良かったのでそのままパチリ!

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一瞬ではありますが雲と雲の間から太陽が顔を出してくれて良かったですし光が当たると写真の印象が違いますね。

今度は更に移動して生保内川(おぼない)のほとりに移動して川のせせらぎを聴きながらパチリ!

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2日目の午前中は第四生保内川橋梁を中心に紅葉と「こまち」を撮るプランをどうしようか悩んでいる時に撮影されている方が二人いたので聞いたら明日天気が良ければ行くとのことですが、現地までのアプローチの仕方の事を話しているうちに京都ナンバーの車の方と行き方を聞いたら2年前の豪雨で道が何ヶ所か崩落や落石があり車でのアプローチが不可能とのこと・・・。

果たして2日目の撮影は無事に終わったのでしょうか?

別の意味で難関なミッションが待っています。