Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

渓谷特急街道

11月上旬に高山本線の紅葉鉄道風景写真紀行をお届けします。

また紅葉の写真かいっ!と言われてしまいますがご了承下さい(笑)

 

2日間で岐阜県にある高山本線の紅葉と静岡県東海道新幹線と富士山を撮りに行ってまいりましたが初日の模様から書きたいと思います。

 

前回は1月の中旬に下呂から以南を中心に撮りましたが今回は飛騨古川駅から以北を中心に撮ってまいりました。

 

夜中の2時過ぎに東京の自宅を出発して飛騨市(旧古川町)を目指します。中央道と長野道を経由して松本インターを降りて5時過ぎに国道158号に入ります。

波田町の市街地を抜けて旧安曇村を通過してヘアピンカーブが連続する区間を抜けていよいよ安房峠のトンネルに突入します。ナビが「岐阜県に入ります」の音声が聞こえると同時に長野と岐阜の県境を示すラインを通過して岐阜県高山市の表示が出ました。普段は行かない県境を跨ぐのにワクワクするのは私だけでしょうか(笑)

そんなこんなで朝7時半くらいに飛騨市にあるコンビニに無事に到着して時刻をチェックします。高山から以北のダイヤは列車の本数が少なく時刻表と睨めっこしながら撮影プランを練ります。

最初は一ヶ所で2パターン撮れるところで撮影開始です。

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2019.11.4  高山本線  打保(うつぼ)ー杉原(岐阜県飛騨市

11月になると水の量が少なくちょっと寂しいものですが色付きはまずまずと言ったところでしょうか。宮川を渡る名古屋行きの「ひだ」と紅葉って良いですしJR東海の車両のオレンジのラインとの組み合わせも良いように思います。

 

最初の撮影を終えて次の撮影ポイントに向かって南下します。車を走らせると飛騨古川駅から以北は撮影ポイントが点在しているのでどこで撮ろうか迷いますし贅沢な悩みです(笑)

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2019.11.4  高山本線  角川(つのがわ)ー坂上岐阜県飛騨市

国道沿いの駐車スペースに車を置いて目の前にある撮影ポイントでトンネルから飛び出して来た列車と紅葉をパチリ。列車待ちの間は風が冷たいですしトラックが通過するたびに風がビュンビュン吹くから身体にはちょっと辛かったです(笑)

 

お昼の12時近くになり晴れ間も出てきたので河合小学校近くの坂道を登り俯瞰撮影をします。撮影ポイントに着いた後は高山市在住の方と名古屋に在住のご夫婦の方とお話をしながら列車を待ちますが鉄道写真談義は楽しいと言うもので。

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2019.11.4  高山本線  角川ー坂上岐阜県飛騨市

本来なら横構図で宮川と紅葉と列車を撮りたかったのですが電柱や電線が構図を作る上で障害になると判断して縦構図で撮りましたが列車は何処にあるの?と思いますが右下にポツンとあります(笑)

1枚目の写真は紅葉が適度に色づいていたのと太陽の光が当たっていたので写真としては面白いと思い撮りましたが山間部の雰囲気が出ていますね。

お昼ごはんブレイクをして次の列車まで時間があるのでロケハンをすると程良く色づいた一本の木があったので構図を練ります。

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2019.11.4  高山本線  飛騨細江ー角川(岐阜県飛騨市

田沢湖線では明暗差のある写真を撮りその再現を狙いましたがまずまずの一枚かなー。色づいた一本の木のキラキラ感が良かったのですが線路のある所がちょっと暗かった様な気がしますが適度な明るさでしたらもう少しパソコンで調整しやすかったと思います。

 

飛騨古川エリアを後にして高山市を通過して下呂エリアの北側に移動しますが紅葉の色付きはまだまだでしたが桜の木が適度に色づいていたので1月に撮った場所で撮ります。

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2019.11.4  高山本線  渚ー飛騨小坂岐阜県高山市

赤い桜の木が丁度ピークを迎えていました。光の加減も程良く逆光ではありますが他の木も色づいているので何とか絵になる一枚が撮れたと思います。

太陽が段々と沈んできたので直ぐに機材を片付けてこの日ラストの写真を撮りますがどんな写真かは次回アップします。