Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

名峰への憧れ Vol.1

1月13日成人の日に撮った日帰りの富士山と鉄道撮影記です。

 

朝早く起きて空を眺めると雲一つ無い快晴です。1月2日に撮影した時は相模湾からの雲の襲来で消化不良に終わったので、今回はリベンジマッチです。

6時に自宅を出発して環八を南下して東京インターから東名に入り渋滞も無く順調に進みます。厚木インターを走行中に富士山が見えたので先ずは一安心です。

大井松田インターを降りて5分ほどで酒匂川の撮影ポイントに到着して空を眺めると、今度は相模湾からの雲も無く絶好の富士山の撮影日和にワクワクします。

カメラと三脚をセットしてロマンスカーGSEの通過を待ちます。

f:id:R312street:20200120214237j:image

2020.1.13  小田急小田原線 新松田ー開成(神奈川県足柄上郡松田町)

手を伸ばせば富士山が届く様な感じです。暖冬とは言え富士山の冠雪はやっぱり最高ですし迫力があって良いですね。

一旦一眠りしてロマンスカーVSEの通過を待ちます。

f:id:R312street:20200120214610j:image

拡大をして頂ければ分かると思いますが、期間限定でエヴァンゲリオンのステッカーが貼られております。去年のラグビーワールドカップの時はオーストラリア代表のワラビーズのステッカーが貼られておりましたが、今回は無事に捕獲をすることが出来て一安心です(笑)

真っ白なタキシードボディーに富士山って何時撮っても良いもんですね。

 

ロマンスカーの撮影が終わり再び高速に乗り今度は静岡県函南町三島市の境付近にある撮影ポイントに向かいますが、御殿場インターを過ぎて富士山を見ると雲が湧いて来て午後は結構難しい撮影になりそうな雰囲気です。

東名・新東名から伊豆縦貫道を経由して大場・函南インターで降りて5分ほどで「竹倉俯瞰」の撮影ポイントに到着。

「竹倉俯瞰」は伊豆縦貫道建設の際に伐採と道路と連絡橋が出来たおかげで撮影が可能になったポイントです。木が伸びたりフェンスが張られたり住宅が出来たりすると撮影が不可能になる中で奇跡的に出来たポイントと言っても過言ではありません。

既にベストポジションは先客が居たので階段の上段にカメラと三脚をセットして「踊り子」が来るのを待ちます。

時間はお昼の1時30分、富士山の山頂は雲に隠れてしまいました。

f:id:R312street:20200120220304j:image

f:id:R312street:20200121005023j:image

2020.1.13  東海道本線  函南ー三島(静岡県三島市

雲の表情はあるのですが肝心の富士山は雲に隠れてしまい行くのに失敗したかなーと思いました。お昼の撮影が終わったら夕方の渋滞を考えて帰ろうと思いましたがラジオの交通情報を聴くと、大和トンネルで渋滞しているくらいで他は順調との事で日没間際まで撮影を続けます。

 

気温が少し下がってきて富士山の山頂が少し見えて来ました。今度は露出をアンダーにして貨物列車を撮ります。

f:id:R312street:20200121005206j:image

貨物列車が小さ過ぎますね(笑)

今度はもう少しカッコ良く撮らなくてはいけませんね。

時間が経つ度に段々と富士山の山頂が見えてきて、程良く斜光線になり日没前に通過する踊り子が楽しみになって来ました。

f:id:R312street:20200122003718j:image

写真自体は派手さは無く手堅くまとめた感じですが、富士山に掛かる柔らかな光そして程良い雲の表情に裾の広がりが凄いですね。

富士山は何時撮っても良いですね。つくづく富士山が大好きなのを再確認した次第です。

 

日中は雲に隠れてしまいどうなるかとヒヤヒヤした思いでしたが、何とか絵になる一枚が撮れて満足したのは言うまでもありません。

やっぱり富士山大好きなんだろうな(笑)