Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

最後の花道

小田原駅で700系の撮影を終えて東海道線の早川・根府川間にある早咲きの桜を撮りに行きます。

国道135号を走行して途中で早川駅近くのコンビニでお昼ご飯休憩をして撮影ポイントへと向かいます。

雲が段々と増えてきて撮影条件が悪くなって来たのでちょっと焦り気味です。初めて行く撮影ポイントなので早めに着いてロケハンしたいのですが、何処に車を停めて良いのか分からないまま不安になります。

車を走らせると右側に佐奈田神社の案内の表示があったので狭い道の急坂を登ります。車が来ない事を祈りましたが、最後の最後で対向車が来てしまいバックして対向車に道を譲り佐奈田神社の駐車場に到着。

ここからロケハンに入ります。今回は以前購入した桜と鉄道をメインにした雑誌を参考にGoogle マップでポイントを割り出してエアロケハンはしたのですがみかん畑に囲まれた場所なので見つけるのに時間がかかりそうな雰囲気。

軽トラが通れるかどうかの道を右に行ったり左に行ったりとなかなか見つからず苦戦を強いられます。

その間に列車は通過して早く撮影したい気持ちに駆られます。

ロケハンを開始して20分程で何とか撮影ポイントに到着しますが一部で早咲きの桜はピークを過ぎておりちょっとガッカリです。

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2020.2.28  東海道本線  早川-根府川(神奈川県小田原市

綺麗に染まった早咲きの桜に海をほんの少し入れております。絶景と言う訳ではありませんし派手さはありませんが、何か落ち着いた撮影ポイントの雰囲気ではないでしょうか。

欲を言えば3段脚立があると桜の景色がもう少し広がって構図が作り易かったのでは無いかと思いますが脚立無しでも充分満喫出来るのではないでしょうか。

もう少しでラストを迎える「スーパービュー踊り子」と桜との組み合わせが最後かと思うと寂しい気持ちになります。

ダイヤ改正後も185系の定期運用も2往復残りましたが桜との組み合わせは恐らく最後になることでしょう。

来年は「サフィール踊り子」とE257系との組み合わせが大変楽しみです。

さて次は東海道線に撮影に来ると欠かせないEF66牽引の1097列車が来るのでファインダーに集中して通過するのを待ちます。

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2月25日か26日に国鉄色EF66-27が1097列車に充当していたのは貨物ちゃんねるで知っていたのですが、あと2、3日早ければと言う気持ちはありますがこればかりは仕方がありません。それでも化学薬品を積んだ列車なので東海道線を撮りに行った時は記録しても良いのでは無いかと思います。

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最後はこの写真で締めます。

ネットでもあまり上がらないポイントではないかと思いますが早咲きの桜と収穫前のみかんと廃墟と化した小屋ですが何とも言えないシュールな感じです。

この後は石橋地区にある定番の撮影ポイントで撮影することも考えましたが曇っている事と仕事の激務が続いた為身体の疲れを考慮して撤収し帰宅しました。

とは言え無事に700系新幹線を見送る事が出来、午後からは春の雰囲気を楽しむ事が出来て良かったのは言うまでもありません。