Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

ポカポカ陽気の休日

今回は東武野田線で撮った春満開の写真です。ネットで調べると菜の花が見頃になりいよいよ春本番を迎えたのを撮りたいのと東武野田線沿線の桜の開花状況のチェックも兼ねて出掛けました。

 

中央線・湘南新宿ラインを乗り継ぎ大宮駅で東武野田線に乗り換えます。大宮公園を過ぎて車窓から桜の開花状況を見るとこれからの桜も有れば満開に近い桜もあります。撮ると面白そうなポイントも何ヶ所かあったけど、時間の関係もあり桜の撮影は来年の楽しみにしたい。

南桜井駅で降りて江戸川の土手にある菜の花が咲いているポイントに向かいます。線路沿いを歩き住宅街を抜けると満開の菜の花が迎えてくれました。

到着した時は撮影者は誰もおらず構図は選び放題で菜の花を荒さない様に注意しながら撮影をします。

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2020.3.22  東武野田線 南桜井ー川間(埼玉県春日部市

菜の花に包まれて行く野田線の電車。ポカポカ感が満載で春本番を迎えワクワク気分です。

菜の花を見ると春の本格化を実感しますし冬の間は心が凍りついた気持ちになりますが、河津桜や菜の花を見ると心が解放されたような気分になります。色々な考え方や価値観もありますが自分の中では冬を乗り切った気持ちでいっぱいです。

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今回一番撮りたかった野田線の古参の車両です。ステンレスではなくホワイトにブルーのラインが入っている鋼製の車両はとても絵になりますし花と鋼製の組み合わせは最高のご馳走であり贅沢な被写体ではないかと思いますし鋼製の車両は名峰バックに撮るのも贅沢ですね。

 

江戸川の土手での菜の花と電車の撮影を終えて20分程歩いて南桜井駅に戻り電車に乗って藤の牛島駅に移動して桜と電車を撮ります。

藤の牛島駅から徒歩10分程で牛島古川公園に到着します。

車中ロケハンでは満開だったり開花はこれからだったりとバラツキがあったりしたのですが、構図を試行錯誤しながら写真を作って行きます。

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2020.3.22  東武野田線  春日部ー藤の牛島(埼玉県春日部市

満開手前の桜を野田線の電車が駆け抜けて行きます。写真自体はまだまだ感があるので移動しながら撮って行きます。

牛島古川公園の隣にある藤塚三本木公園に移動して満開の桜をボカして古利根川を渡る電車を撮ります。

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写真は先程の写真よりは良くなってきたのですが、桜のふんわり感があり程良く仕上がっているのですが今度は二枚共空の配分が多いので、もう少し歩いて構図を練りますが大宮方面の電車が突然来るので気が抜けません。

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満開となった一部の桜をぼかしてポカポカ気分のある一枚になったのではないでしょうか。き桜が満開になった時のボリュームが半端ないですし河津桜とは違い淡い色合いが素敵ですね。気分はすっかり乙女心です(笑)

無駄な物を極力無くして構図を整理した結果、電車は小さくなったもののバックにある住宅やグラウンドの照明灯も目立たなくなっています。

 

少々フライング気味ではありましたがソメイヨシノと電車の撮影は東武野田線からスタートしましたが、中々楽しい撮影で春の休日を過ごすことが出来て良かったのですが、コロナウィルスの影響で人では疎ら気味ですし桜の木の下でお酒を呑んでいる方が殆どおらず自粛ムードになっているのを実感しました。

コロナウィルスが終息するのに1年近くかかるのではないかと筆者は考えているので、本当に戦いですしこれからは言い方は大袈裟かもしれませんが本当のサバイバル戦がスタートしたのだと考えています。感染防止に注意を払っておりますが何時発症するか本当に分からないので常に気を使う毎日です。