Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

晩春のひととき

f:id:R312street:20200513233829j:image

2016.5.17  一畑電車北松江線  雲州平田ー布崎(島根県出雲市

あれから4年の歳月が経とうとしています。

あの時の記憶今でも鮮明に覚えています。

出雲市駅前のホテルをチェックアウトして電鉄出雲市駅から「バタデン」に乗車して、電車と川を一緒に撮ろう布崎駅で降ります。

この日は雲が全く無い快晴だったのを覚えています。雲が無いのも写真にするのは難しいと判断して歩きながら撮影ポイントを探そうとした瞬間に、川の土手にマーガレットがいっぱい咲いているのを発見します。

筆者としては当然ビビット来る訳です。これは絶好の被写体と思い電車が来るギリギリまで構図を考えます。

勿論電車は極力真ん中には入れずに右上の方に配置するのを軸にしてマーガレットの配分を考慮しないといけません。

「バタデン」の運用は調べていなかったので、どの車両が来るのかワクワクしながら来るのを待ちます。

今回はオレンジ色に塗装された元東急の1000系はマーガレットとの風景は合わないと思ったので、京王線で活躍した名車5000系が来てくれると撮影旅の良い思い出になるのではと思いました。

踏み切りが鳴り電車がゆっくりと川を渡って来たのは「バタデン」オリジナルカラーに身を纏った元京王の5000系です。

本当のところ京王時代のオリジナルカラーが一番良かったのですが、白地にブルーのラインが入った電車も中々だと思います。

あれから4年の月日が流れましたが今年もマーガレットが咲いてくれたかな。

コロナウイルスが終息したら、出雲に行って撮りたいな。

 

と言うわけでこれから暫くの間は2011年から2018年にかけて撮影した写真を公開しつつ、色々な思い出話をして行こうと思います。