Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

光の海

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2015.4.25  湘南新宿ライン  新宿ー池袋(東京都新宿区)

この頃は丁度過渡期で編成写真主体から鉄道風景写真主体に切り替えようと、風景を絡めた鉄道写真や駅のスナップしたりと、色々と試行錯誤したを思い出します。

仕事帰りに新宿駅西口をブラブラして横断歩道橋を歩いている途中で歌舞伎町のネオンをバックに1時間くらい練習を兼ねてひたすら流し撮りをいっぱいしました。

当時使っていたSONYα77MkⅡはボディー内手振れ補正はあるものの、2020年現在販売されている5〜6段分の強力な手振れ補正に比べるとどうしても心許ないものです。

歩行者が多い場所なうえに更に歩道橋が揺れるので三脚の使用が難しいから手持ちで流し撮りと言う事になります。

ひっきりなしに行き交う電車をひたすら撮りますがなかなか上手くはいきません。

300枚撮って上手くいったのはたったの5枚。

それでも一番まともだったのは山手線や中央線の車両では無く、今回アップした高崎行きの185系の「あかぎ」です。

こうして見ると光の中を駆け抜けて行く姿に不思議な感覚がし過ぎます。日中とは違い夜の方が何か賑やかさを感じずにはいられません。

昔は歌舞伎町で飲んだり遊んだりしたものですが、ここ数年は写真仲間とたまに飲みに行くくらいで歌舞伎町とは縁が無くなった様な気がして寂しいですね。