Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

三代目スピードスター

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2012.1.5 東海道新幹線 品川ー新横浜(東京都大田区

初代0系・二代目100系そして三代目のスピードスターは300系です。

新幹線の基礎を作ったのは0系ですが、現在の東海道新幹線を作ったのは300系ではないかと思います。

なんと言っても最高速度270Kmで東京〜新大阪を2時間30分で結び「朝9時の会議に間に合う」と言うキャッチフレーズだったのではないでしょうか。

試運転を開始した時は新しい新幹線の時代とワクワク感があった事を覚えています。

筆者も300系には旅行の際にお世話になりましたが、15号車や16号車の揺れが結構キツくてひょっとしたら脱線してしまうのではないかくらいの横揺れが酷かったのを覚えています。

今回の写真は6年振りにハードディスクから引っ張り出してLightroomで露出をアンダーにしてテールライトをアクセントにしてちょっぴりクールな雰囲気を作っています。

2012年の3月に引退する2ヵ月前に東急多摩川線沼部駅から程近いポイントで撮影しています。現在はフェンスにアクリル板が貼られて撮影が難しくなってしまいました。

当時は撮影者は誰もおらず朝から日没間際まで撮影しましたが、刻一刻と変化する光の動きをここで勉強させてもらった様な気がします。

 

余談・・・

只見線で活躍したキハ40系2両が小湊鉄道に移籍との事で、早く房総半島を駆け抜ける姿を早く写真に収めたい気持ちで非常にワクワクしています。

しかし、この間行われたキハ40系の「配給輸送」で色々とトラブルがあったそうですね。普段はこの手の列車に興味の無い筆者ではありますが、警察沙汰になったトラブルは看過できない事案です。

Twitterで駅のホームで人が「密」に撮影されている写真を英国BBCが見たらこう表現していたでしょう「彼らには事の重大さを分からないのだろう。一度警察に連行して拘置所で3日間自粛の意味をもう一度教えなければならないのでは」と皮肉っていることでしょう(笑)

JR東日本は安全対策を名目にホームの先端に2メートル以上の高いフェンスやバリケードを設置して、撮影者を排除しないとこの手のトラブルはずっと続く事でしょう。ホームでの撮影で三脚や脚立なんてもってのほか。今回の一件はトラブルが予想されたのにも関わらず、JR東日本の対応の甘さもあると言われても仕方がないと考えています。