Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

春の目覚め

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2013.4.23 東北本線 船岡-大河原(宮城県柴田郡柴田町

鉄道と桜を撮るきっかけになった一枚でも。

とあるブログで船岡城址公園の「樅木は残ったデッキ」からの千本桜と夜行列車の写真が自分の中で強烈な印象があって、是非撮りに行きたい気持ちでいっぱいでした。

撮影した2013年の4月23日は偶然連休中だったため前日の4月22日に出発して仙台駅のレンタカー屋さんで車を借りて、その後は仙台市内のホテルにチェックイン。

翌日は朝3時30分に出発して国道4号を南下して45分程で船岡城址公園に到着。

桜の開花状況は出発する前に把握していたのですがだいぶ散っていたとの事でしたが、桜の方はギリギリ残っていて撮影には影響がないと判断して撮影に挑みます。

天気はほぼ快晴、段々と空が明るくなって俄然テンションが上がります。太陽が顔を出し御来光のタイミングで「カシオペア」がゆっくりと通過します。

ほのかに光る桜のある春景色に当然満足したのは言うまでもありません。

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カシオペア」の通過から20分が経ち段々と太陽が登って光がだいぶ差し込み眩しいのですが「北斗星」を待ちます。

最初の写真とは違い白石川がキラキラ光り桜も輝いている様に感じますが私だけでしょうか?

初めて撮った春の目覚めに大興奮です。

この一枚をきっかけに編成写真中心から鉄道に風景を絡めた写真にシフトしていきます。

あれから7年が経ち「北斗星」は廃止になり「カシオペア」はツアー列車として営業運転をしておりますが、二度と撮る事が出来ない春の目覚めに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今回も余談・・・

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたのですが、北九州市クラスターが発生しているので早い段階で第二波が直ぐそばに来ているのではと感じずにはいられません。

5月30日に多摩川に行って初夏らしい雲を探しに解除後初めて写真を撮って来ましたが、感染対策としてマスクは勿論のこと除菌シートや携帯用の除菌ジェル携行しています。実際に歩いてみるとウォーキングやランニング、川釣りや多摩川の土手でまったりしたりと・・・

緊急事態宣言が解除されるのを待ちにまった感じなのでしょうね。

今回は「自粛警察」に絡まれることは無く無事に撮影を終えてホッとしました。

これからは梅雨入りして次の撮影は未定ですが、第二波が来ないことを祈るしかありません。