楽園気分
2020.6.29 中央線 立川ー日野(東京都日野市)
多摩川で中央線の電車と雲の撮影を終えて、日野駅に戻ろうと思い住宅街の中を歩いていると紫陽花があるのを発見します。
線路との距離が近かったので電車が大きく写るのではと思いましたが、思った以上に電車が小さくバランスの良い写真が撮れる事が分かったので、標準ズームレンズを着用して快速電車や「あずさ」を撮ります。
紫陽花の色付きのピークは過ぎてしまいましたがまだまだ元気いっぱいでジメジメした気持ちを癒してくれます。先頭車同士の連結を撮るのがマイブームの筆者ですが、結構痺れたのは言うまでもありません。
今日のメインカットです!
シャッター速度を1/30秒に設定して絞りを最大値にして電車をぶらしてパチリ。
梅雨の晴れ間に咲く紫陽花と電車。程良く残っている雲と青空と紫色の紫陽花。夏の季節のハーモニーが全て合わさった表現では無いでしょうか。
毎年梅雨の時期は欠かさず箱根登山鉄道の大平台駅の周りや彫刻の森駅の周りの紫陽花を撮って参りましたが、去年のあの台風で甚大な被害があり復旧が10月になるのではないかと言われていましたが、7月の下旬に復旧する事が決まりましたが紫陽花の時期には間に合わないと思い断念しました。
「初夏の残像」の時にも書きましたが、今年は紫陽花は撮らないと決めていたのですが・・・
中央線の電車と紫陽花を絡める撮影ポイントなんて無いと勝手に決め込んでいたのですが、思わぬ紫陽花との出会いに自然とシャッターを切っておりました。
つくづく思うのですが車で撮影に行くのも良いと思いますが、やっぱり電車に乗って歩きながら何か良い被写体が無いのか探すのって一つの醍醐味ではないかと改めて思った次第です。
インターネットだけでは分からない事がまだまだいっぱいあるのかなぁーと。
今回は紫陽花に感謝せずにはいられません。