Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

後姿の美しさ

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2020.7.6  東海道新幹線  小田原駅(神奈川県小田原市

7月1日にN700Sがいよいよデビューとのことで小田原駅で撮影をしてまいりました。

JR東海TwitterでN700Sが運行されている列車が書かれていたのですが、実際は違う「のぞみ」で運用したりと撮り鉄乗り鉄などからSNSで批判が出ていたので、運用情報をアテにしないで午後の時間には取り敢えず撮れそうな雰囲気があったので14時30分から16時30分迄に通過することを予測して自宅を出発。

小田原駅で入場券を購入して新幹線ホームに着いて、撮影の準備を終えて1号車のあたりでカメラをセッティングをしている途中でいきなりN700Sが通過したもんだから構図を作れないまま慌ててシャッターを押して何とか試作編成の「J0」編成を捉えます。

思った以上に出来は良かったのですが名古屋行きの「こだま」が止まっていたので、次に来た時には反対側に止まっている「こだま」と被らない事を祈りながら撮影を続けます。

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小田原駅に進入するN700系「こだま」をフレームアウトして撮り色味も青っぽくクールにしております。ダブルエアロの造形美って素晴らしいですね。

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今日のメインカットはN700Sの「J1」編成です。

小田原駅で新幹線を撮る時はバックショットがカッコ良く美しいと思う筆者ですが、上手く決まって満足したのは言うまでもありません。

赤のテールライトが何か旅情を感じます。東京まであと30分、車内でどう過ごしているのか想像してしまいます。

いつかはN700Sで雨の中を疾走する写真は撮ってウォータースクリーンの世界を表現する事が出来たら良いですね。

 

余談

令和2年7月の豪雨で被害に遭われた方に御見舞いを申し上げます。

ここ数年線路の被害があり、筆者も胸を痛めています。

今年は肥薩線とむ久大本線飯田線が被害に遭い特に「球磨川第一橋梁」が流された映像には大変ショックを受けました。いつかは「SL人吉」を撮りに行こうと思いましたが幻に終わるのでは無いかと思うと・・・

もしかしたら廃線になる危機感があるのではないかと・・・

早い復旧を願うばかりですが、政府は道路にはお金を使うけど鉄道の復旧に関しては徹底して厳しいと考えています。

日本の場合は復旧するにしても鉄道会社と自治体が揉めることが多く、自治体はお金は出せないがJRがお金を出して復旧して欲しいと言う話をたまに聞くけど、役場の人は普段は車しか使わないのに鉄道に被害があると声高に叫ぶけど図々しいにも程があると言うもの。

オリンピックや「GO  TO  キャンペーン」に「アベノマスク」とかに無駄な予算を使うより、鉄道や被害に遭われた方にお金を使って早い復旧をして貰いたいものですが、今の政府の姿勢に大いに疑問に思います。