Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

天気の境目

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2020.7.13 富良野線  上富良野ー西中(北海道空知郡上富良野町

北海道らしい風景って何だろうと考えた時に先ず思いつくのは広々とした田園風景ではないでしょうか。

田園風景の写真は後日アップする事にして、今回は自分としてはもう一つの北海道らしい雰囲気を感じる場所は一直線に伸びる道路ではないかと思います。

東京に帰る前の昼下がりの時間、車を走らせるとアップダウンのある道路を見つけてロケハンすると面白そうな一枚が撮れるのではないかと判断してそのまま撮ります。

列車は10分後に通過するとの事で構図を考えている途中で通り雨が降ってしまいます。思った以上に強くて列車が通過する時はまだ雨が降っているのではないかと心配になります。

踏み切りが鳴り始めた頃には雨も止み列車も通過して無事に撮影終了。

機材を片付けている途中で再び通り雨になり、車の中でモニターをチェックすると何か違和感があります。

画面の真ん中にある橋を境に雨が降っていた所と降っていない所がハッキリしているのに筆者もちょっと驚きですし、一直線だからこそ撮れた北海道らしい鉄道風景写真では無いかと思います。撮り始めて10年経ちますがここまでハッキリ境界線を撮ったのはちょっと奇跡だったかな。

今回撮った撮影ポイントは東京に戻ってから調べてみると、富良野線の撮影ポイントでは人気がある様でコロナ以前は外国人観光客が観光バスから降りては撮ってSNSにアップしたりしたそうです。

今年はコロナの影響で富良野を訪問している外国人観光客はほぼゼロなのである意味ゆったり撮影出来たのは良かったと思いますが、正直なところあまり外国人観光客に来て欲しくないのと、今後中国人が富良野の土地を買い漁るのでは無いかと報道されているのですがこれ以上富良野の良いイメージを壊して欲しくないのが本音です。