Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

もうすぐ実りの秋

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2020.8.21 総武本線  飯岡ー倉橋(千葉県旭市

8月の下旬にもう一度稲が色づいたワンシーンを撮りたいと書きました。実際に行くとだいぶ色づいており少し早い実りの秋までもうすぐと言った感じでした。

撮影中に農家の方とお話をすると順調に行けば8月30日には稲刈りが出来るのではないかと仰っておりました。
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前回と同様に雲が現れる事はありませんでしたが、青空を少し入れて構図を変えています。8月の中旬に撮った時に比べたら穂も垂れてきております。アップした時にはもう稲刈りは終わっているのかな。

この夏ののんびりとした空気感に癒されっぱなしですが、前回と同様に物凄く暑かったです。

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2020.8.21 成田線  下総神崎ー大戸(千葉県香取郡神崎町)

今度は成田線にある下総神崎駅近くの田んぼに行っての撮影です。

前回行った時は貨物列車が運休でしたが今回はEF64牽引の「鹿島貨物」と稲刈り前のワンシーンをカメラを二台駆使して撮って行きます。

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先ずは富士フイルムのX-H1で撮った写真から。

オーソドックスに撮りましたがこちらの方が稲がもっと色づいておりのんびりとした初秋の空気を感じさせますね。

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2枚目はNikonD4sにニッパチの望遠ズームレンズを使い絞りを開放にして、手前にある稲をボカして列車にピントを合わせております。

露出を絞ると中途半端な絵になると判断したので思い切って絞りを開放にしましたが、稲だけがトロットロッになって何か不思議な1枚ですね。

絞りを開放で撮ってもピントに合わせている列車の解像感は凄いの一言です。久しぶりに70-200のニッパチズーム使ったのですが、このレンズはやっぱり化け物です。

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最後の一枚です。

今回も筑波山の方向から入道雲が現れていたので貨物列車と稲を絡めて撮っております。

今度は稲の表情をもう少し表現をしたいと思い絞りをF8に設定して最後のワンカット。

貨物列車が通過する際に太陽がほんの僅か雲に隠れてしまい手前の稲が影ってしまっており微妙な感じではありますが、筆者としてはこれでも充分すぎる写真だと考えています。

一瞬で捉える光と影の瞬間って1秒でもズレると全然違う写真になりますし本当に紙一重の世界です。

まだまだ暑いけど写真を改めて見ると秋がスタートしたなぁと思うと同時に、夏の季節も終わりへ向けてカウントダウンが始まったのではないかと感じた一日です。