Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

桜花絢爛

今年も山梨県勝沼で甚六桜を撮ってまいりました。桜の季節になると甚六桜が何時満開になるか仕事に手が付けられないくらい筆者は気になります(笑)

桜の季節の勝沼通いが始まったきっかけは115系の横須賀色(通称スカ色)と甚六桜の組み合わせを見た写真に惚れ込んだのと、桜の枝振りにカッコ良さを感じたのです。

後日アップしますが、実際に撮ると東京出身では無い自分でも何か懐かしさが込み上げて来ますし第二の故郷に帰って来たような感覚です。

去年は満開一歩手前で桜の木の天辺が開花しておらず少々不満があったもので、次の年は満開の桜を撮りたいと心に誓ったものです。

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2020.4.2  中央本線  藤野ー上野原(山梨県上野原市

今年も休みと甚六桜の満開と晴れの天気が重なり早朝に出発して中央道に入り一旦上野原インターに降りて、相模川の支流である桂川と満開の桜と貨物列車をワンカット収めて直ぐに高速に乗り貨物列車を追いかけます。

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2020.4.2  中央本線  勝沼ぶどう郷ー塩山(山梨県甲州市

笹子トンネルを通過して坂を下りながら勝沼インターを降りて勝沼ぶどう郷駅前を通過して撮影ポイントに無事に到着。カメラをセッティングして構図を練ったり場所を変えたりと試行錯誤をします。勝沼の桜を撮るコツは桜を大きく入れて列車を小さくする事で写真映えする一枚が撮れると思います。今回は南アルプスの山々には雲がかかりちょっと不満はありますが晴れベースの天気がせめてもの救いでしょうか。それでもこの桜の枝振りは変わらず自己主張の強さがあるから毎年行きたくなるのだと思います。

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今度はポジションを変えて桃の木が植えられている農道から撮影をします。今度は標準ズームレンズにチェンジして「あずさ」をワンカット収めて直ぐにモニターを確認して二重丸が付く納得のショットです。車両はE257系・E351系からE353系に統一して2年程経ちすっかり中央本線の顔になった感があります。やっぱりE353系と桜の組み合わせは抜群ですしこれからはずっとお付き合いしていく事になるでしょう。

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今度は広角にして少し違った甚六桜を撮ります。雲が少しずつ増えて来て太陽が雲にかかるようになり晴れたり曇ったりと気まぐれな天気に翻弄されます。「あずさ」をワンカット収めますが残念ながら曇ってしまい暗い写真になってしまったのでLightroomで露出やコントラストを上げてシャドーで更に暗い部分を明るくして調整しています。

先程とは違う甚六桜の印象だと思います。何気に派手な桜花絢爛の雰囲気がありますし文句一つ無い満開の桜に筆者は勿論納得です。