Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

未来への道標

飯田線の撮影を終えて中央道に乗り小淵沢に戻り午後の撮影に備えます。

朝は残っていた雲もだいぶ無くなり太陽が輝きを増していますし、標高が1000メートル近いとは言え暑さが容赦なく襲いかかる感じです。

 

先ずは午後最初の写真でも。

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2019.9.7 小海線 小淵沢甲斐小泉山梨県北杜市

1枚目はNikonのカメラに超広角ズームを使い空の広さと初秋の雰囲気を。

雲は少しあるものの太陽の光条線が綺麗に出るくらいのクリアな空、キラキラ感はあまり無いが稲穂も順光の時とは違い良い雰囲気を醸し出しています。

2枚目は富士フイルムのカメラに18ミリの単焦点を使い1枚目の雰囲気とは違うテイストでパチリしましたが雲の表情が真夏の雲と違い何か少し優しさを感じたのは筆者だけでしょうか?

 

午後4時を過ぎて太陽が段々と沈んで行くと共に微妙に薄い雲が張り出して来ましたがそれでも太陽の輝きは相変わらずです。

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構図はあまり変えておりませんが太陽や雲の動きが刻一刻と変化するのが良くわかりますね。

今度は同じ場所で構図の変化はするかもしれませんが一日中定点撮影的に撮ってみるのも楽しいですしその時の空気感があった写真が表現出来たらいいなぁって思う次第です。

 

日没まで時間がありますが5時を過ぎると太陽が山に隠れてしまうため日中の時間の最後の撮影になります。

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色味を変えて日没間際の雰囲気を作りました。薄い雲があるのは残念ですが黄金色の稲穂がキラキラ輝いておりますし、何かちょっとしたダイナミズムを感じさせる1枚になったのではないでしょうか。

朝ドラ「マッサン」のイメージで撮った訳ではありませんが(笑)何か中島みゆきの曲が頭の中でオーバーラップしたのは筆者だけでは無いと思います(笑)

やっぱり初秋の夕暮れ時の写真は何回撮っても飽きません。

去年の9月は長雨の影響で晴れの日が全くと言っていいくらい無くて初秋の夕暮れ時の写真を撮る事が出来ずに悔しい思いをしたのですが、今年は秋雨の日が去年より少なくてほぼイメージ通りの写真が撮れていると思います。

 

小海線小淵沢の大カーブの初秋の時季の撮影はここ5年毎年撮っておりますが何とか満足行く撮影は出来たと思いますしどんな季節でも夕暮れ時の写真ってやっぱり楽しいですね。

来年も同じ場所に立って撮影したいものですし、SLが走っていた何十年も前から手付かずの風景が続く限りずっと撮り続けている事でしょう!