穏やかな夕暮れ
影森駅から電車に揺られて上長瀞駅に到着して5分程歩いて荒川の橋梁のポイントに到着。
雲一つない快晴にワクワクします。先客の方に挨拶をしますが皆さん笑顔で返事をしてくれるので気持ち良く撮影出来たのは言うまでもありません。
ロケハンをしてベストポジションを決めますが岩の上で足場が悪いので三脚が倒れない様に慎重にセットします。
お昼の3時半の到着し日没は4時半過ぎですが刻一刻と変化する夕暮れを楽しみます。
2019.1130 秩父鉄道 上長瀞–親鼻(埼玉県秩父郡長瀞町)
太陽が電車と重なる前での撮影になりましたがいきなりドラマティックな雰囲気にもう満足している自分がいます(笑)
二枚目の写真はシルエットになっていますが車内の様子が伝わりますね。楽しかったり悲しかったり色々な人間模様が写し出されていますね。
いよいよ最初のハイライトである電車と太陽が重なります。
個人的にはこの写真がベストショットです。オレンジ色に染まって夕暮れ感の雰囲気が出ていますし荒川もほんのり輝いてやっぱり旅情だなーと感じます。
太陽が沈んだ後はいよいよ貨物列車の来るのを待ちます。16時36分と16時45分に通過しますが撮影の現場はピリピリ感も無く穏やかな雰囲気です。
いよいよメインであるマジックアワーの撮影開始です。
ゆっくりゆっくりとガタンゴトンと音を響かせながら貨物列車か通過して行きます。電気機関車と貨車のシルエットがたまりません。
刻一刻と空の色が変化して楽しいですね。
二枚目は色味を変えていますが紫色の空も雰囲気があってワクワクします。
定番の構図を撮り終えてここからは自分自身が撮りたい写真を撮ります。夕方の5時前になり空が暗くなり空を眺めると三日月が明るく輝いていたので構図の中に入れて撮ります。
カメラを傾けて撮っておりますが紫色の空に小さいのですが左上に三日月が輝いて、その中を明かりが灯った電車が通過して行くのを見るとちょっと銀河鉄道999を思い起こさせるのは私だけでしょうか。
17時12分頃に通過する貨物列車を撮ってラストの写真を撮ります。
カメラの色味を変えて夜感鉄道をイメージしてパチリ!
空が暗くなってきたものの鉄橋の所がほんの少し明るさが残っていたので青色と紫色のグラデーションを重視しましたが何かカッコいいですし、秩父では撮った様には感じない不思議な世界ですしこのシルエットはお気に入りです。
何を撮ろうか思案した結果、秩父のSLとマジックアワーを撮るプランで一日中撮りましたが充実した楽しい撮影になったと思いますし、晴れの日に感謝するのは言うまでもありません。