ツリカケグラフィティ
・前回の撮影後記
前回はアップしたトンネルの中を駆け抜ける吊り掛け電車をアップしましたが、久しぶりに何か込み上げるものがありました。
暫く振りにNikonのD500と望遠ズームレンズを使って塔ノ沢駅のホームから撮りました。
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2013/03/14
- メディア: エレクトロニクス
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しかしD500は本当にバケモノカメラですね。
暗所でのオートフォーカスの性能に改めて驚きました。
コンティニュアスAFで電車を追いかける感じで撮影しましたが暗闇の中でも一枚もピントボケが無く、尚且つISO感度を2000に上げても嫌なノイズがあまり無くその画質に感動した次第です。
普段はNikonのD4Sを使いますが暗所でのオートフォーカスに不安があるからね・・・
鉄道撮影で晴れの日はPLフィルターを使ってISO400くらいで使うことが多いのですが、今回はトンネルの中を走る電車と言うあまり良くない条件だったのですがD500はよく頑張ってくれたと思います。
以前D300Sを使っていた時はISO800以上使うとコンデジっぽい画質になり暗い場所での撮影は全く使えなかったのですがここ2、3年の間に発売されているAPS-Cセンサーのカメラってかなりの進歩を感じましたし、今だったらISO3200でも普通に使えるのではないかと思った次第です。
あれからLightroomで現像処理しましたがあまり苦労する事無く作業は楽でした(笑)
勿論プリントもしましたが少しノイズが載っていますが全然嫌な画質ではないですし寧ろクリアな写真に仕上がりましたし、引退間際に立ち会う事が出来て良かったと思うし後世に伝える一枚になったのではないかと思います。
お待たせしました、本題へと参りましょう!
毎年梅雨の時期に箱根登山鉄道を撮りに行きますが毎回撮影の難しさを感じます。
2019.6.26 箱根登山鉄道 大平台ー上大平台信号場(神奈川県足柄下郡箱根町)
2019.6.26 箱根登山鉄道 小涌谷ー彫刻の森(神奈川県足柄下郡箱根町)
やはり撮影の難しさを感じますね(笑)
撮影した当日は晴れていたので一枚目は敢えて気持ちのいい青空を入れて撮影をスタートしましたが構図を決めるのに苦労しました。
大平台駅の近くの踏切からの撮影ですがベストポジションが一人と言う場所に10人くらいいたから非常に難しい撮影を強いられましたが、偶然にも空きがあったのでしゃがんで撮りましたが結構苦しかったです(笑)
やはり撮影ポイントが限られていて尚且つ紫陽花の季節は撮影者ですぐにいっぱいになって消化不良になる事と自分の視点で撮影が難しい事に尽きると思います。
3枚目は彫刻の森駅の近くのポイントですが紫陽花の丈が段々と伸びており撮影が段々と難しくなってきております(^^;;
結局電柱と電柱に備え着けている梯子の間に紫陽花が咲いていたので助かりました。
そう感じないと思いますが実際のところかなりシビアな場所で態勢を維持するのにかなり苦労しました(笑)
シビアな状況を逆手に取った写真はこちら!
2019.6.26 箱根登山鉄道 小涌谷ー彫刻の森(神奈川県足柄下郡箱根町)
どうでしょうか、この柔らくてゆるい感じ(笑)
紫陽花の丈が高いからファインダーからは直接見れないのでライブビューモードにして腕を上げて撮りましたが晴れているからモニターが見にくくて大変でしたし「エイヤーっ」と言う感じで撮った感じでしょうか。
午前中の撮影を終えて流石に紫陽花の撮影に飽きて来たので(笑)午後は紫陽花とは関係の無い撮影をします。
まずは大平台駅のホームから吊り掛け電車を撮ります。
2019.6.28 箱根登山鉄道 大平台駅(神奈川県足柄下郡箱根町)
シンプルな鉄道写真ですが一枚目の山を登り切った感じが中々良いですし新しい車両よりもクラシックな車両の方がやっぱり絵になると思います。
この雰囲気が堪りませんね(^^)
静寂な空気感がなんとも言えません。
さて最後は箱根湯本からやって来る吊り掛け電車をトンネルの中を駆け抜ける姿をパチリ!
2019.6.28 箱根登山鉄道 箱根湯本ー塔ノ沢(神奈川県足柄下郡箱根町)
トンネルの中に全体がライトで照らされて何かドラマティックな雰囲気だし箱根登山鉄道の撮影の中で1つのハイライトだと思います。
103・107号車は引退しますが他の吊り掛け電車はまだまだ現役なのでこれからも撮影をしていきたい次第です!