Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

哀愁と郷愁の交差点

下呂エリアでの撮影を終えて静岡県に移動する前に他に何かないかなーと同業者の方に聞いたら「飛騨宮田駅のそばの桜の木が丁度良い感じで色づいていましたよ」と聞いたので飛騨宮田駅に移動して最後の撮影をします。

 

飛騨宮田駅に到着してロケハンをすると確かに桜の木が色づいておりましたが、どうしても物足りないので他に何か絵になる物は無いかを探していたら踏み切りが鳴り、美濃太田行きの普通列車がやって来たので急いで車に戻りカメラを準備します。

撮影を逃すと次の列車まで1時間以上ありますし日没の事を考えると完全な一回撮りです。全く時間が無くぶっつけ本番でしたので構図は正直言って場当たりです。

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2019.11.4  高山本線 上呂ー飛騨宮田(岐阜県下呂市

桜の木を入れた構図は諦めましたが逆光の中を行く列車とキラキラ輝くススキ。

紅葉ではありませんが最後の最後に晩秋らしく哀愁や郷愁を漂う一枚を撮る事が出来て良かったです。

勿論後日プリントしましたが何か込み上げるものがあったのは言うまでもありません。

 

高山本線を後にし静岡県に移動して富士山と新幹線を撮りますがどんな出会いがあったのでしょうか。