Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

なつぞら新幹線2020

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2020.6.16  東海道新幹線  三島ー新富士静岡県富士市

ドクターイエローと初夏の富士山を撮ろうと思い車で静岡県に行きましたが、そうは問屋は卸してはくれませんでした。

GPV気象情報では通過する12時30分頃は雲が無い予報でしたが予報は外れてしまい富士山や愛鷹山は雲に包まれてしまいます。

それでも表情のある夏らしい雲が広がり、富士山は見えなくても面白そうな一枚は切り取れそうな予感がします。

富士山のある方向には目を向けず敢えて愛鷹山の方向にカメラを構えてドクターイエローをワンカット。

東名阪を結ぶ大動脈である東海道新幹線と新東名高速道路が並行してぶつかり合う感じが何とも言えません。

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ドクターイエローを撮り終えて同業者も一斉に居なくなり静かな午後を迎えて、富士山は見えなくても夏らしい一枚が撮れると思い日没間際まで撮影を続けます。

今度は手前に成長している稲をボカして初夏らしい一枚を切り取ります。

爽やかな風を感じる雰囲気に筆者も満足ですし、これからは稲刈りまでの成長が本当に楽しみです。

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新幹線の側面に光が当たらなくなり、いよいよ本番に入り明暗差を意識して、先頭車のコクピット周りにフォーカスし夏らしい雲と一緒にしてキャンバスの中に描くように切り取ります。

もう少し雲の表情が有れば良いと思いますが6月の梅雨時に此処まで撮れれば充分過ぎるくらいですし、新幹線のシルエットがアクセントになってアートっぼいですね。

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夕方の5時を過ぎて雲がだいぶ取れて来たものの富士山が顔を見せること無く残念でしたが、雲がオレンジ色に染まり青空とのグラデーションが何とも言えません。

次回はお天気次第ですが、大井川鐵道と新幹線のダブルヘッダーをするプランを考えていますが富士山を拝められるといいなぁ。