Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

なつぞら・千葉の雲

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2020.8.11  成田線  下総神崎ー大戸(千葉県香取郡神崎町)

総武本線の飯岡の撮影ポイントを後にして成田線下総神崎駅近くの撮影ポイントに移動します。

撮影した8月11日はお盆休みに突入したせいか貨物列車が運休になっており209系と夏らしい雲を撮ります。

佐原駅を過ぎたら成田線の線路の向こうから入道雲が見えています。雨雲レーダーを見ると雲が無い予報でしたが、方角的には筑波山からでしょうか、これからの夏らしい撮影が楽しみです。

1時間程で下総神崎駅近くの撮影ポイントにある重田踏切に到着します。

ロケハンをすると線路の向こうは入道雲は元気いっぱいです。成田線普通列車は1時間に1本、雲の動きを見ながら構図を作っていきます。

最初の1枚目は残念ながら雲が崩れてしまい残念な結果に・・・。

209系だと雲と成長中の稲との組み合わせはどうかと思いましたが相性は悪くないと思うのは筆者だけでしょうか(笑)

一枚目は雲が崩れてしまいましたが、次々と表情のある雲が現れてきます。

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次の列車まで1時間近くあるので次回の撮影に向けてロケハンしますが何度も訪れている撮影ポイントなので、そこまでする必要は無いのではないかと思いますが、踏切の前後を見渡すと障害を検知する機器が設置されたりと少しずつ変化しています。

風景全体の変化は無いものの細かいところは何らかの形で変化しています。

1時間近くが経過して雲も少しずつ高度を上げて雲の表情もだいぶ変化してきました。

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今回のメインカットは二枚です。

下総神崎駅で列車交換があるので短い間に列車を二本撮ります。僅かな時間ですが雲の変化は本当に早いですね。

それでも入道雲と列車と稲の組み合わせは、夏らしい贅沢な季節感ですし画面からも夏の空気感が伝わっているのではないでしょうか。

 

猛暑日の中での撮影でしたが、いよいよ初秋に向けて季節が動いているのを実感した日帰り撮影でした。これから先は秋雨は心配ですが稲刈り前の撮影が本当に楽しみです。