Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

太陽の彼方へ

前回からの続きです!

三峰の丘で「スーパーあずさ」を撮り終え直ぐに小淵沢の大カーブに移動する。

車を運転しながら余韻に浸るが、太陽の位置が気になりすぐに忘れてしまう(^_^;)

15分程で撮影ポイントに到着するが、これと言ってイベント的な列車が設定していないせいか撮影者は誰もいなかった。

どのように撮ろうか右に行ったり左に行ったりと試行錯誤しながら構図を考える。

道路から試写したり田んぼの土手に降りて試写したりと何がベストかを思案するがかなり悩む。

結局太陽の位置を考えて田んぼの土手で夕方の撮影に挑む。

踏み切りの音がかすかに聞こえて鼓動が高まる。

列車がゆっくりとやって来た、そしてレリーズオン!

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小海線 小淵沢甲斐小泉

車両と車両の間から太陽が突き抜けて光芒が来てキラリと光る。

連写の遅いD750だからどうかなと思ったけど何とか絵になる一枚が撮れて良かったと思うし、この日一番撮りたい理想的な一枚なのは確かです。

 

去年の今頃

昨日は山梨に行って富士山バックの鉄道写真を撮りたいなんて書いたけど、ちょうど一年前に山梨に行って撮った写真でも。

 

朝5時過ぎに自宅を出発して首都高に入り一路小淵沢を目指す。

空を見上げると雲ひとつない青空が広がり、楽しい一日の撮影になりそうな予感だ。

首都高から中央道に入り渋滞もなく順調に進んで行く。

小仏トンネルを通過して相模湖エリアを通りいよいよ山梨県に入るが相変わらずの快晴で南アルプスや富士山もハッキリと見えて早く撮影したい欲望に駆られる。

やがて小淵沢インターチェンジを降りて名撮影地の小淵沢の大カーブに到着。

甲斐駒ケ岳がクッキリ見えていよいよ撮影の準備に入り構図を考えるが、この時期は田植えなんて無いからちょっと寂しい気持ちになるが・・・

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小海線 小淵沢甲斐小泉

雲ひとつない快晴の下で撮る写真は何時撮ってもいいですね。

甲斐駒ケ岳には雪が残っていてまだまだ冬なのを実感する。

新緑の季節に撮りたい気持ちになる。

 

今度はE351系が1週間後に定期運用からの撤退を控えて最後の姿を撮ろうと久しぶりに三峰の丘に向かう。

置き三脚がいっぱいあるのかなーって思ったけどその心配は無用だった。

三脚が3本しか置いておらず構図を作り場所を確保する。

ここでも富士山がすっきりとしており撮影が楽しみ。

午後に入り徐々に撮影者が増えて賑やかになってきたがピリピリ感も無くまったりとした雰囲気だし北斗星のラストランの時の殺伐とした状況と比べたら平和なものだ(笑)

最終的には20人くらいになっただろうか。

その間に同業者と撮影話で盛り上がりあっという間に時間が過ぎて行く。

相変わらずの雲ひとつない快晴、踏み切りの音が鳴りいよいよ鼓動が高まる。

メインの「スーパーあずさ」がやって来た!

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中央本線 長坂〜小淵沢

車体を傾けながら甲州路を駆け抜けるE351系スーパーあずさ

そしてこの富士山ですよ!

いつ撮っても良いし何より気分が晴れやかになりますね(^^)

ラストランを前に花を添える事が出来て良かったのでは無いでしょうか。

何時迄も記憶に残る鉄道風景であるのは疑いの余地はありませんし、二度と撮れないかと思うと寂しい気持ちもあります。

ハイキーになりたい気分

ここ最近撮影はしているけどどうもスカッとした晴れの下の写真が撮れずにフラストレーションがちょっと溜まり気味。

良く考えると3月は冬から春へチェンジする時期で寒かったり暖かくなったり、そして雨が降ったりするものだから撮影が難しい。

今週も雨が降る日が多いし休みの日も雨の予報になっているから今後の撮影プランは全く見通しが立たない状況だ。

本当は山梨か静岡に行って富士山バックの鉄道写真を撮りたいし日没前のドラマティックな写真も撮りたいが、下手をするとこの後は暫くは何も撮れないのでは無いかと気持ちがどうしても沈んでしまう。

一層のこと夜間鉄道写真でも撮りたいと思うがなかなか前向きな気持ちにはなれないのが実情だが、桜や菜の花が本格的に咲き始める3月下旬までは何か違う写真でも撮っていいかなーって。

とにかく暫くは我慢を強いられるだろうな。

 

ちょっとだけカメラの話でも。

実はNikon以外ではSONYのα6000を所有しています。

4年前に購入して16-70のズームレンズの組み合わせでサブ機で使っていたけど真ん中の描写は良いけどレンズの四隅の描写が悪くて絞りをF8〜F11に絞っても改善出来なかった。

「なんちゃってZeiss」なんて皮肉を込めて言われてましたっけ(笑)

Zeissのコーティングが施されていると宣伝しているけどコンパクトな設計が仇になっているのだろうか?

 

SONYの色合いが結構好きだっただけに何か残念な気持ちでいっぱいだった。

結局2年近く使っていないけど、近いうちにレンズを売却して便利ズームレンズを購入しようと考えている。

ここ最近人の多い所に行ったせいか河津桜の季節や夏の暑い時期くらいは軽い機材でも良いように思ってきた。

更に仕事帰りにお手軽に夜間撮影が出来そうだし夜間撮影が出来そうなポイントは何ヶ所か見つけているから楽しみだ(^^)

今度は描写や画質に目をつぶってみようかと思う。

写真の訴求力がアップ出来たらいいなー(笑)

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京急線 三浦海岸〜三崎口

ちょっと気分を変えましょう(笑)

河津桜をハイキーにして青砥に行く快特をパチリ。

今までは河津桜のピンク感を強調した写真が多かったが、今回はLightroomで思いっきり明るくして全体的に優しい表現にしたけど毛色の違う鉄道写真もたまには良いだろう(笑)

今まではアップした写真はどちらかと言えば河津桜の時期の定番撮影地だったけど、少しだけ移動すると案外隠れた名撮影地があるものです。

やっぱり普段からのロケハンは重要なのを改めて実感した。

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最後はおまけです(笑)

ちょっと斜めにして動きがある写真たまには良いでしょ。

ちょっとした遊び心は何時迄も忘れないようにしたいものです。

疑似夜間鉄道

早速前回の続きへと参りましょう!

段々と雲が厚くなりもしかしたら雨がパラつくくらいの天気になってきたけどギリギリまで我慢しながら撮影を続ける。

それでも日没の1時間前になるとだいぶ暗くなってお花見を楽しんだ観光客が段々と少なくなってきた。

前回の記事の時の構図を少し変えて撮ってみることにした。

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京急線 三浦海岸〜三崎口

少し暗くなってきたところをパチリ。

夕方の時間になってもなお河津桜が何と無くではあるが華やかに見えるし電車のヘッドライトと赤色に点灯している信号機が良い感じのアクセントになってきた。

さて、もう少しで黄色の京急の電車がやって来るが何か緊張してきたし、もし手振れや構図がずれて失敗したら二度と河津桜とのコラボが撮れないのではと心配になる。

今日アップする写真は全て換算1100㎜相当の画角なうえに超望遠プラス手持ちの撮影だから失敗は許されないし気合いと根性の入った撮影なのは確かです(笑)

 

いよいよ黄色い京急が姿を現して一気に緊張が増してきた。

一気にシャッターを切る!!

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撮影が終わって肩で息を吸った。

そして大きく深呼吸をする。

とにかくホッとした気持ちでいっぱいだ。

何とか撮影は上手くいったとは思うがちょっと構図がずれたけど許容範囲ではないでしょうか。

暗くなっているのもあって疑似夜間鉄道っぽくなったような気がするし、ちょっぴり夜桜感を出す事が出来たかな(^_^;)

鉄道写真家の山﨑優也さんのライフワークである夜感鉄道の写真を参考にして撮ったけど正直なところまだまだかなー(^^;)

もうちょっと勉強しなくてはいけないと思うし昼間だけでは無く夜もどんどん撮って行かなくてはいけませんね。

仕事帰りに撮ってみようかなーと思った次第であるのは確かです(笑)

とにかく撮影できてホッとしたし何の後悔も無く家路へと向かった。

そして雨がパラついて来たのであった。

 

 

 

三浦半島にも春がキター!!

こんばんは。

最近の東京は晴れたり雨が降ったりしておりますが着実に春が近づいているのではないでしょうか。

自分は花粉症持ちでかれこれ20年以上のお付き合いになりますがこの時期が体調的に一番辛いです(>_<)

製薬会社さんにお願いしたいのですがいい加減に花粉症を撃退するお薬作って下さい(笑)

ドラッグストアに売っている訳の分からない花粉症対策グッズなんて要らないから本腰を入れて開発してもらいたいものです。

日本の製薬会社の開発力だったら作れると思うのは自分だけでしょうか(^_^;)

 

前振りはここまでにして本題へと参りましょう(笑)

昨日までは伊豆半島河津桜をお届けしましたが今回は更に河津桜を追いかけて三浦半島へと撮影を勤しんで参りました。

 

東急東横線京急線を乗り継ぎ三浦海岸駅に向かう。

三浦海岸の駅前は河津桜が見事に満開しておりこれからの撮影にワクワクする。

やはり早い春を待っていたのだろうかやはり観光客が多いけどみんな思い思いに楽しんでいてこちらも嬉しくなるものです。

ただ残念だったのが天候に恵まれなかったことでしょうか(・_・;

そうこうしているうちに撮影ポイントの跨線橋に到着して撮影の準備をして構図を早い段階で決めて列車が来るのを待つ。

と言っても列車は5分から10分おきに来るから全く焦る必要は無いが唯一気になるのがスマホを片手に割り込む外国人観光客やおばちゃんの存在だろうか。

特に外国人観光客が平気で身体にコツンと当ててくるからある意味大変だったのは確かです。

まずは小手調べといきましょうか(笑)

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京急線 三浦海岸〜三崎口

満開となったピンク色に染まる河津桜

一瞬の晴れだったのですが河津桜はやっぱり晴れの日に撮るのに限りますし赤い電車との相性も抜群!!

これだけでも来た甲斐があったと言うものです。

この日は京急のブルースカイトレインも運用に入っていたので今か今かと待ちます。

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2年前に行った時は撮れずじまいでしたが念願が叶って本当に良かったと思いますしよく考えたらブルースカイトレインを撮ったのは初めてです。

今回はNikonD500に普段から愛用している80-400のズームレンズに1.4のテレコンバーターを装置して換算840㎜で撮影しています。

更にD500の1.3クロップモードを使うと換算約1100㎜になるので超望遠撮影の時には重宝しています。

昔だったら1000㎜なんて夢のまた夢なんて言われたけど、今はお手軽に近い感じで出来るのだから素晴らしいですし、コンデジでも2200㎜まで伸ばせるから技術の進歩を感じますね。

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こちらはズームレンズを引いて220㎜相当で撮っていますがこちらの写真の方がバランス良くて結構気に入っています。

この後は黄色の電車がくるのを待ちますがなかなか来ないので一旦離れて違う構図で待ちます。

この続きは次回の楽しみにとっておきましょう(笑)

明日はお休みです、火曜日にお会いしましょう!

 

鉄春開幕!!④

こんばんは。

今夜は伊豆の交通事情について少し書きたいと思います。

というよりも伊豆急行の話が主体になると思います。

伊豆急行の事情は良く分からないうえに尚且つ個人的な主観なので「いや、それ違うやん」と指摘されても多分何も反論出来ないと思いますのでご了承ください(笑)

行きは朝早く行ったぶんそれ程混んでいなかったのですが、帰りは結構地獄でしたね(^◇^;)

河津の駅の中で一度整列し「踊り子」が発車してから階段を登ってホームに入りましたが、かなりカオスな雰囲気でした。

ホームから乗客が溢れんばかりだったのは間違いありませんし一歩間違えれば大変な事故になっていたかもしれません。

電車が入線してそれから乗車し無事に発車しましたが、まるで通勤地獄で有名な東急田園都市線みたいな雰囲気でした。

これが熱海までずっと続くから大変です。

伊豆高原で乗客が少し降りましたので少し楽になりましたが伊東線に入っても伊東と網代で列車交換で5分ずつ止まり更に混雑で遅れて熱海まで1時間40分くらいかかったかなー(>_<)

その後小田原でロマンスカーに乗り換えて無事に帰宅しましたが車中では新宿までずっと爆睡だったのは言うまでもありません(笑)

この間の日曜日の河津駅の時刻表を見ましたが、「踊り子」の本数が定期列車と臨時列車も含めて多く設定されていますが、普通列車の本数が1時間に1本か2本しか無いのですね。

この間の日曜日の「踊り子」の平均乗車率は分からないので何とも言えませんが、無駄に本数が多い様な気がします。

河津桜のシーズンくらいは「踊り子」の本数を減らしてむしろ臨時の普通列車の本数を増やしてくれた方が助かります。

ただ伊豆急行の事情もあるでしょう。

恐らく車両をフル回転状態だから増発は難しいとは思いますがJR東日本E231やE233の5両編成を3〜4本借りて単線でも1時間に3本くらいの普通列車の運行が可能かと思いますが・・・

ただリースするお金もかかるし伊豆急行用の保安装置を設置しないといけないし伊豆急行線内の訓練運転しなければならないので手間と時間やコストがかかるので難しいかもしれませんがあの混雑ぶりを見ると充分ペイできる様な気がします。

いっそうのことリゾート21の車両を減らして東急大井町線で使用されている8500系9000系普通列車用の車両を購入した方が得策かもしれませんが・・・(筆者はリゾート21伊豆急行の顔であるのは分かっていますが正直なところあまり好きではありません)

本音は車で行きたいのですが土日は東名や下道は常に渋滞しているしおまけに国道135号は片側1車線だからどうしてもノロノロ運転になるからどうしても時間がかかるから電車利用になるが早く伊豆縦貫道が下田まで開通してくれないかと思う。

その時は渋谷や新宿から高速バスが開設されて伊豆へのアクセスが少し良くなってくれることを期待しよう。

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伊豆急行線 河津〜稲梓

ようやく写真をアップ出来ます(笑)

超望遠で河津桜を圧縮して「スーパービュー踊り子」が通過する。

車掌さんもお花見をしているように見えるけど河津駅が直ぐそばなので安全確認をしています。

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伊豆急行の事を好き勝手に書きましたが、車窓から見る海の景色はやっぱり大好きだし何回乗ってもいいなぁーって思います(笑)

伊豆と箱根どっちが好きと聞かれると伊豆が好きと答えます。

これまで十数回伊豆に旅行しましたが遊ぶところがいっぱいあるので飽きる事がありません(^^)

やっぱり泊まって行く所だと思いますし日帰りで行くのはあまりお勧めしません(笑)

 

鉄春開幕!!③

こんばんは!

早速前回からの続きです。

次は何を撮ろうかロケハンしながら彷徨う。

河原の方を見ると河津桜と菜の花が咲いてるポイントを見つけたけど、そろそろ撮り方を変えたいと思案する。

天気もだいぶ曇ってきたので少しふわっとした写真でちょっぴり乙女チックに表現出来ればと思い構図を作り列車が通過するのを待つ。

列車がゴトンゴトンと音がして近づいてくる。

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伊豆急行線 河津〜稲梓

とりあえず狙い通りには撮れたかなと思いますし、列車を真っ直ぐにはしないで少し斜めにして動きのある感じにしましたが何か鉄道写真家の中井精也さんテイストに仕上げました(笑)

何となくゆる鉄チックになったのではないでしょうか。

でも菜の花を思い切ってボカしても良かったかなーってちょっと後悔しきりなのは確かです(笑)

普段はこの手の写真は撮らないから結構新鮮な気持ちになりますしちょっとした気分転換になるのではないでしょうか。

 

自分は中井精也さんが好きで鉄道写真を始めた時に中井さんの写真を見てよく勉強しましたし、今でも「一日一鉄」というブログを毎日見ています。

素晴らしい写真が毎日見る事が出来るのって凄いって思いますし一日も休まずに続ける事が出来るのだから尊敬します。

個人的には2008年から2013年迄の写真が一番楽しかったなー。

本当に楽しそうに撮っていますし、笑いのある写真・涙のある写真とバラエティ豊富だった様な気がします。

新しい撮影技法を色々と追いかけていた時期だと思います。

ただテレビに出始めて以降写真に少し面白味が無くなったきたように感じます、これからますます忙しくなりそうだから余計なお世話かもしれませんが心配です。

 

 

他の鉄道写真家の方のブログなんて一カ月に一回か二カ月に一回更新しないしブログの内容も正直言ってつまらないのであまり見ません。

Facebooktwitterを見ていないのでなんとも言えませんが。

週一でも良いから自分をアピールしても良いと思うのですが・・・

たまに見るとやっつけ感が満載で仕方無く書いてるような気がします。

雑誌に掲載しているとか、イベントに参加しますしか書いて無いやんって突っ込んでしまいます(笑)

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鉄春開幕!!の第一弾で貼っておりませんでしたが、赤のリゾート21河津桜と菜の花の風景にマッチしていますね(^^)

明日も勿論書きますよ(笑)

次の第四弾で最終回ですが、写真以外にも伊豆の交通事情について書きたいと思います。