Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

梅雨明けの空②

デジカメinfoを見ていたらNikonの記事が載っていたので読んでみたが、デジカメの売り上げ台数が最盛期の1/6に減っていたと言う。

記事を読んで当然だと思わず頷いたのは確かだ!

Nikonの場合はフィルム時代からデジタルに至るまで今まで築き上げてきた既存の技術を応用して何とかしてきたのだと思う。

しかし、デジカメ以外の分野で新しい分野を開拓出来なかったのが一番大きいのではないでしょうか?

デジカメはスマホに喰われて縮小することは分かっていた事。

売り上げの減少をカバーする為の新たな開発を怠ってきたのではと言われても仕方がない。

Nikonの社内でもアクションカメラやドローン用のカメラを開発の検討はしていたと思うが却下されたのは想像できる。

今のNikonは新しい分野を開拓する力を失ってしまったのではないかと心配になる。

確かにアクションカメラのKeymissionと言うカメラも販売したが評判は散々な結果に終わったのはカメラファンなら周知の事実だろう。

 

現在に至っては本来なら日本のカメラメーカーがアクションカメラやドローン用のカメラを率先して開発しなければならなかったのに、一眼やコンデジ固執してしまったが為に完全に置いてけぼりを喰らった。

アメリカや中国のメーカーが台頭して新しいジャンルのカメラをどんどん提案しているが、日本のメーカーも今までのやり方に固執すると近い将来大変な事になるかもしれないし特にカメラ以外の売り上げが殆どないNikonは間違いなく危ないだろうなと思う。

ひょっとしたら中国の企業に買収されるリスクもあるから危機感を持って開発に取り組んでもらいたい物だ!

 

本題へと参りましょう!

 

入道雲も無くなり雲が段々と広がってきてが、太陽が雲に隠れていなかったので撮影を続行することに。

今度は56F1.2で稲をボカしてロマンスカーMSEをパチリ!

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2019.7.28 小田急小田原線 伊勢原鶴巻温泉(神奈川県秦野市

完全に解放で撮ると稲が完全にボケてしまうので1.8に上げて稲が見えるように撮りましたが、中々いいレンズですね!

ロマンスカーMSEのブルーのメタリック感が堪らないし画像を拡大すると分かりますが電車の下にある石垣の質感が良く出ていると思いますし、ピントが合った所にはしっかり描写している感じです。

一回の撮影でこのレンズのポテンシャルの高さを感じたのは間違いありませんし鉄道撮影で欠かせない相棒になることでしょう!

 

毎年この時期は休耕田の田んぼに向日葵が植えられていますが、今年は何輪か咲いているだけで寂しい状況ですが一輪だけ元気な向日葵があったのでロマンスカーGSEと一緒にパチリ!

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本当に周りが全くと言っていいくらい向日葵が咲いていないですね(笑)

去年はそれなりに咲いていましたが・・・

結局のところこの構図しか思い浮かびませんでした(笑)

雲が広がっているものの夏らしい絵が撮れたかな。

結構風が吹いて向日葵も結構動いていたので初めてX-H1のコンティニュアスAFを使いましたが向日葵に対して喰いつきが良かったのが収穫だったのは間違いありません。

この写真は18F2を使いましたが中々面白い広角の単焦点ですね。

フルサイズ換算27ミリのレンズで使いこなすのが難しいとは思いますが絶対に使いこなせてみようと思った次第です(笑)

 

最後は56F1.2で撮った写真で締めたいと思います!

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稲も元気ですがそれ以上に線路端にある夏草も元気で夏らしいですね(笑)

入道雲と稲との組み合わせが撮れたので満足しております。

次回のロマンスカーの撮影は愛甲石田の13号踏切でロマンスカー入道雲を撮りたいですね。

伊勢原鶴巻温泉のストレートは鉄塔があったり電線があったりして結構難しい撮影ポイントですがツボにはまった時は痺れた写真が撮れますので筆者としては欠かせないポイントです。

 

今回の撮影で初めて単焦点だけで鉄道撮影をしましたが楽しかった撮影でした、この間もロマンスカーを撮りに単焦点だけでパチリしましたが標準のレンズ焦点距離だったら単焦点だけで充分だと思いましたし、何と言っても軽くて写りが良いのは大きいですね!

 

梅雨明けの空

関東でも梅雨が明けたと思ったが思わず台風襲来となった。

昨日は関東でも午前中は晴れていたので仕事がお休みだったのもありロマンスカーの撮影に出かけた。

カメラに触るのは1ヶ月振りだ!

梅雨の期間は殆どと言っていいくらい晴れも無かったし日照時間が少なかった。

撮りたくて撮りたくてウズウズして仕方なかったのは間違いありません(笑)

 

何時ものように早朝から井の頭線小田急線を乗り継ぎ最初の撮影地である開成の田んぼに向かう。

車窓から見た空は正しく梅雨明けしたような青空が広がり雲はあるものの絶好の撮影日和だ。

本厚木を過ぎて車窓から田んぼの様子を見たが日照時間が少なかったとは言え順調に稲も育ってきた。

雲も大山や富士山から入道雲が沸き立ち俄然撮影が面白くなってきた!

 

無事に開成に到着して田んぼのある撮影ポイントに到着するがここでは雲があるものの入道雲は違う方向にあるのでちょっぴり残念。

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2019.7.28 小田急小田原線 開成ー栢山(神奈川県小田原市

ここでは雲はポツポツだったが見事な青空が広がり稲も順調に育って9月の終わりの収穫の季節が楽しみだ!

 

開成の田んぼでは入道雲が期待出来ないので早々に切り上げて開成駅に向かう途中でパチリ。

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緑を強調して電車は小さく写っているけど、夏の風や匂いを感じさせる一枚になったのではないでしょうか(笑)

 

開成から急行に乗って一年振りに伊勢原鶴巻温泉の田んぼに移動して入道雲との出会いに賭けた。

鶴巻温泉駅に到着して15分くらい歩いて住宅のある丘を越えてどうぞ撮影をして下さいと言わんばかりの田園風景が広がっており尚且つ入道雲がどんどんとやって来て俄然ヤル気モードになってきた。

先ずはEXEαでパチリ!

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2019.7.28 小田急小田原線 伊勢原鶴巻温泉(神奈川県秦野市

見事なくらいの入道雲が沸き立ち心の中で拍手したのは間違いありません(笑)

EXEαの存在感がイマイチなのは仕方ありませんが夏らしい一枚が撮れたのではないでしょうか。

 

今度は場所を少し変えて箱根湯本からの折り返しのロマンスカーGSEを狙います。

台風が少しずつ近づいているせいか風も吹いていて雲も早く移動して雲の表情も変化してきた。

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雲が少し広がってしまったのは残念だが夏の空気感を感じる一枚ですしロマンスカーGSEと緑の組み合わせやっぱり最高です。

去年の収穫期は秋雨の影響で晴れの日が殆ど無く撮ることが出来なかったので今年こそはの気持ちだ!

 

先週のとある日に富士フイルムのミラーレスカメラX-H1と単焦点レンズを中心に導入した。

ミラーレスを買うとしたら軽くて写りの良い単焦点レンズを中心にシステムを作るつもりだったのですが、最初はSONYのシステムを検討しましたがフルサイズだと重たいし値段が高いのと欲しいと思った焦点距離が無かったのでボツ。

オリンパスも検討しましたがPROレンズが結構高いのとマイクロフォーサーズのセンサーはあまり使いたくなかったのでこれもボツ。

 

という訳で欲しいと思った焦点距離単焦点レンズが富士フイルムにあったので思い切って18F2・23F2・35F1.4・56F1.2の4本を購入しました。

ボディはX-H1かX-PRO2にするかかなり迷いましたがボディ内手ぶれ補正が内蔵されているX-H1を選択しました。

 

ファーストショットは梅雨明けが明けたらロマンスカーを撮ろうと最初から決めていました。

 

今回使ってみての感想は・・・

 

富士の色は発色が良いとか青の発色が綺麗とは言われてはいましたが、実際のところ以前使っていたNikonのD750に近い発色という印象を受けましたが程良い発色で自分好みの絵作りだと思います。

個人的には富士のJPEGは最高なんて絶賛されている方もいらっしゃいますが決してそうは思いません(笑)

自分の目には正直なところよく分かりませんでした(笑)

やっぱりRAWで撮ってPhotoshopLightroomで現像した方が良いに決まっています!

ただあまりレタッチせずに塩と胡椒だけで味付けするような感じに仕上げるのが一番いいと思いますが正直なところ好みの問題です。

最初に撮った時にEVFで画像を確認した時にまあまあノイズが載っているし車体に書いてある文字も潰れかかっているし結構ヒヤッとしましたがRAWファイルをパソコンで開いたら問題無くキチンと描写されていたのでホッとしたのは言うまでもありません。

 

写真を10枚くらいレタッチしましたがレタッチ耐性はAPS-Cセンサーと言うのも考慮してもまずまずだと思いますし、その後プリントしてみましたが心配だったノイズも無く綺麗な写真になったのは言うまでもありません(笑)

 

次回はロマンスカーの撮影の続きと富士フイルム単焦点レンズの事も書けたら良いと思います。

 

 

入道雲

早速本題へと参りましょう!

黒姫で撮り終わった後は篠ノ井線の坂北の直線に向かうが、日中はとてつもなく暑くて夏バテ気味だ。

肝心の雲は薄く広がっているだけで写真を撮っても時間の無駄だと思い退散した方が賢明と判断して明日の撮影に備える。

 

早朝から小海線小淵沢の大カーブで撮影するがこれといった成果が無く高速に乗り坂北へ向かう。

坂北の道の駅に車を置いて篠ノ井線の坂北のストレートへと徒歩で移動するが、梅雨明けしたばかりと言うのもあってかなり暑い。

少し歩いただけでもだいぶ汗をかいて直ぐにでも水分が抜けていく感じだ。

道の駅で飲み物を購入したおかげで何とか凌いだが大変な撮影になったのを覚えているし、日傘の必要性を感じた次第。

 

それでも昨日とは打って変わり形の良い入道雲がプカプカと浮かび上がり夏らしい空が広がっている。

 

まずは「しなの」試し撮りを行う。

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2018.7.2 篠ノ井線 坂北ー西条(長野県東筑摩郡筑北村

見事な入道雲に思わず万歳!

わざわざ長野に来た甲斐があったというものだ。

欲を言えば「しなの」の先頭車が展望席があれば結構絵になると思ったけど贅沢を言うのはやめましょう(笑)

 

お昼の1時半を過ぎていよいよ貨物列車がやってくるが入道雲は相変わらず良い表情をしている、踏み切りがなってゆっくりとやって来た!

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写真自体はオーソドックスな写真ではあるが中々良い表情をした入道雲だと思うし先程の写真よりも雲の存在感が増しているのは筆者だけでしょうか?

 

この後は坂北の道の駅に戻って再び「しなの」を撮って行く。

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筆者にとって年に一回見る事が出来るかどうかと言う入道雲に感謝せずにはいられないと思うし、今年も表情のある雲に出逢いたいものです。

 

最後にカメラの話でも!

この間SONYから「α7RⅣ」が発表されたましたね。

個人的には6100万画素と言う数字にインパクトがあったけど、鉄道写真では6100万画素が必要かって言われると必要は無いと思う。

今使っているNikonのカメラは1600〜2000万画素だけどこれといって不満は無いし四つ切りワイドに大きく伸ばしても全く不満は無い。

以前NikonD700で大伸ばしをした事があるけど特に問題は無くキチンとした描写を維持してくれた。

α7RⅣの用途自体は雑誌媒体や広告媒体に限られると思うし、パソコンで現像処理するならばそれこそフリーズするしアプリが強制的に落ちる事にならないか心配だ。

スペックの低いパソコンだと相当苦労することは想像する。

わざわざ6100万画素のカメラの為にパソコンを新調する事が無いと思うし画素数が少ない方が現像処理が楽だと言う判断だ。

それでもカメラ雑誌では発売前から大絶賛の嵐だと思うけど、発売されてからの一般ユーザーのレビューを聞くのが一番だと思うしプロはメーカーからお金を貰っているから正直なところあまり当てにしてはいけないと思う。

寧ろ一番欲しいのは広角の単焦点だけど、α7RⅣは勿論筆者は買わないつもりだ(笑)

 

 

夏を行く高原列車

そういえばしばらくの間青空を全くと言っていいくらい見てないような気がします。

何かどんよりしたような気持ちです。

とはいえ次の日曜日には梅雨明けするかもと言う予報に少しテンションが上がりつつあるし夏の撮影プランも考えていかなくてはいけないが青空と梅雨明け宣言が出るまではちょっと気が抜けない。

夏の撮影プランは一番好きな雲と鉄道写真は勿論だが久し振りにSLのばんえつ物語を撮ろうかと思う。

夏の雲と言えば入道雲だがあまり遠出はしないで近場で何かを撮ろうかと思う。

もう一つはSLだが夏の季節はあまり煙を出さないがもうすぐ復帰するC57 180号機の勇姿を撮るのが本当に楽しみで仕方がないし、去年は不具合で早々に運転が終了となって撮る事が出来なかったから今年こそはの気持ちだ。

特に馬下の夕日は自分にとって一番のハイライトだと思うし逆光にはなるけど何処から撮っても絵になるしばんえつ物語の撮影ポイントの中で一番好きな場所だ。

ホテルの予約と車の手配は無事に終わったからあとは新幹線の切符の予約だけ、本当に来月が待ち遠しい!

お天気次第だがちょっとワクワクしている。

 

本題へと参りましょう!

今回もネタ切れの為過去の写真をアップします。

以前長野の冬景色をアップしましたが今回は夏バージョンです。

去年のとある夏の日、仕事休みの日のしなの鉄道115系の運用を見ていたら長野〜妙高高原間に湘南色とスカ色が運用に就くことが分かり夜明けと共に車で一路長野の黒姫に向かう。

この日は朝から晴れていて絶好の撮影日和だ。

関越道・上信越道を通り信濃町のインターを降りて数分撮影ポイントにある跨線橋に到着した。

同業者は結構いるのかなと心配したが、それは杞憂に終わり一人いただけでホッと一安心して撮影の準備を進めていく。

行った夏の日は梅雨明けした直後だけあって凄く暑かった。

まずはしなの鉄道のオリジナル色がやって来た!

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2018.7.1 しなの鉄道北しなの線 黒姫ー古間(長野県上水内郡信濃町

快晴とは言えないし雲も少しあるものの黒姫山が堂々と聳えてまさに威風堂々の風格だ!

さて時間が経って湘南色やスカ色の通過する時間が近づくにつれて撮影者が続々と到着して賑わっていく。

構図を少し調整して撮影は万全の態勢になり踏み切りが鳴っていよいよやって来た!

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時間が経ち夏らしい雲の表情、そして黒姫山バックと湘南色とスカ色は凄くマッチしていて良いですね。

今年もタイミングが合えば撮りに行きたいと思いますし、今度はコカコーラ色やJR発足時に登場した初代長野色を黒姫山バックに撮りたいものです。

 

この後は篠ノ井線に移動して貨物列車や特急「しなの」を撮りますが果たして表情のある雲に出逢えたのでしょうか?

 

 

 

雨のある日常

梅雨入り真っ只中とは言えずっと曇ったままで撮影意欲が少しずつ減退しているような気がしてなりません。

本来なら違った視点で写真を撮るのが本当の腕の見せ所ではありますが中々思いつかず・・・

休みの日に雨が降った時はこう撮ろうかあれを撮ろうかと撮りたいイメージがあるのですが、仕事の激務のせいか身体を動かす事がちょっと億劫です。

今日はお休みで午前中は新宿のNikonでカメラの点検、それから28ミリの1.4の試写をして参りました。

単焦点は一本も所有しておらずズームレンズのみ所有しておりましたが、この間ロマンスカーの写真データを見ていて何ミリくらいで撮っているのか調べたら28〜30ミリの間で撮っているのが多いのに気づきました。

そこで新宿のNikonに行った際に試写したのですが単焦点だけあって流石の描写力だと思いますし、開放のした時の描写ととろけるようなボケ感にすっかり魅力されました(笑)

Nikonショールームの窓からは新宿駅が見えるので8〜11に絞って撮りましたがパキパキの解像度だと思いますしズームレンズ特有の歪みもあまり無く結構良いレンズだと思います。

ただ購入する事になると20枚以上の諭吉が飛ぶ事になるから迷いますねー(笑)

本格的に夏の季節に入ると入道雲やすくすく育っている稲を一緒に撮る事を考えると広角の単焦点一本所有してもいいのかなーって思うようになりました。

 

本題へと参りましょう!

いよいよネタが無くなってまいりました(笑)

と言う訳で今回は二年前の今頃に撮った梅雨時の写真を紹介します。

 

以前大阪に遊びに行った時に阪急百貨店のうめだ本店の前の歩道橋を歩いた時に、雨が降った時に電車と絡めたら面白い写真が撮れるのではと思いましたがその時は撮らず仕舞いでした。

7月中旬に丁度休みが入っていたのですが問題は天気が心配でした。

ウェザーニュースのピンポイント予報や週間天気とにらめっこしながら雨が降るかどうか、行くか行かないの攻防がギリギリまで続きました(笑)

結局大阪は雨の予報が出て撮影を決行しました。

仕事が早く終わり急いで新幹線に乗りホテルの予約をして大阪に向かいました。

無事に大阪について大阪駅近くのホテルにチェックインしてロケハンをします。

こういう時に限って工事でフェンスやネットが張っているのではと不安がよぎりましたが、その心配は杞憂で撮影に問題が無かったのでホッとひと安心です(笑)

 

朝早く起きて朝食もそこそこに撮影ポイントに向かいますが雨の方は傘をささないといけないくらいの雨、ようやくテンションが高まり撮影態勢に入る。

朝の通勤時間帯だと横断歩道には多くの歩行者が通るし電車の本数も多いからたくさん撮れると思いましたが、電車と青信号が上手くシンクロせず少し焦りました(^^;;

撮影開始から30分が経過してようやくその時が訪れた。

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2017.6.28 大阪環状線 大阪ー天満(大阪府大阪市北区

この間引退したオレンジ色の201系と絡めたかったのです。

まずは撮れてひと安心です(笑)

本当は103系も撮りたかったのですが運用に入っておらず残念だと思いますしやっぱり心残りなのは確かです。

 

さて朝の8時を過ぎて通勤ラッシュのピークに入り歩行者も一気に増えてきました。

横断歩道には多くの歩行者で埋め尽くされる中、関空快速がやって来た!

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傘の花が一気に咲いて一瞬の賑わいを見せる。

楽しいこと嬉しいこと悲しいこと憂鬱なこと、横断歩道で繰り広げられる様々な思いが交錯しているかのようだ!

 

普段は雨の日だと撮らないのに何故大阪だったのかは未だにわかりませんが(笑)

何かドラマを感じさせる写真を撮りたいと言う感性が働いたとしか思えないが、大都会大阪で雨のワンシーンに出逢えた事に感謝したい。

 

 

ツリカケグラフィティ

・前回の撮影後記

 

r312street.hatenablog.jp

 

 

前回はアップしたトンネルの中を駆け抜ける吊り掛け電車をアップしましたが、久しぶりに何か込み上げるものがありました。

暫く振りにNikonのD500と望遠ズームレンズを使って塔ノ沢駅のホームから撮りました。

 

Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ

Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ

 

 

 

Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR フルサイズ対応

Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR フルサイズ対応

 

 

しかしD500は本当にバケモノカメラですね。

暗所でのオートフォーカスの性能に改めて驚きました。

コンティニュアスAFで電車を追いかける感じで撮影しましたが暗闇の中でも一枚もピントボケが無く、尚且つISO感度を2000に上げても嫌なノイズがあまり無くその画質に感動した次第です。

普段はNikonのD4Sを使いますが暗所でのオートフォーカスに不安があるからね・・・

鉄道撮影で晴れの日はPLフィルターを使ってISO400くらいで使うことが多いのですが、今回はトンネルの中を走る電車と言うあまり良くない条件だったのですがD500はよく頑張ってくれたと思います。

以前D300Sを使っていた時はISO800以上使うとコンデジっぽい画質になり暗い場所での撮影は全く使えなかったのですがここ2、3年の間に発売されているAPS-Cセンサーのカメラってかなりの進歩を感じましたし、今だったらISO3200でも普通に使えるのではないかと思った次第です。

あれからLightroomで現像処理しましたがあまり苦労する事無く作業は楽でした(笑)

勿論プリントもしましたが少しノイズが載っていますが全然嫌な画質ではないですし寧ろクリアな写真に仕上がりましたし、引退間際に立ち会う事が出来て良かったと思うし後世に伝える一枚になったのではないかと思います。

 

お待たせしました、本題へと参りましょう!

毎年梅雨の時期に箱根登山鉄道を撮りに行きますが毎回撮影の難しさを感じます。

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2019.6.26 箱根登山鉄道  大平台ー上大平台信号場(神奈川県足柄下郡箱根町
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2019.6.26 箱根登山鉄道  小涌谷彫刻の森(神奈川県足柄下郡箱根町

やはり撮影の難しさを感じますね(笑)

撮影した当日は晴れていたので一枚目は敢えて気持ちのいい青空を入れて撮影をスタートしましたが構図を決めるのに苦労しました。

大平台駅の近くの踏切からの撮影ですがベストポジションが一人と言う場所に10人くらいいたから非常に難しい撮影を強いられましたが、偶然にも空きがあったのでしゃがんで撮りましたが結構苦しかったです(笑)

やはり撮影ポイントが限られていて尚且つ紫陽花の季節は撮影者ですぐにいっぱいになって消化不良になる事と自分の視点で撮影が難しい事に尽きると思います。

 

3枚目は彫刻の森駅の近くのポイントですが紫陽花の丈が段々と伸びており撮影が段々と難しくなってきております(^^;;

結局電柱と電柱に備え着けている梯子の間に紫陽花が咲いていたので助かりました。

そう感じないと思いますが実際のところかなりシビアな場所で態勢を維持するのにかなり苦労しました(笑)

シビアな状況を逆手に取った写真はこちら!

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2019.6.26 箱根登山鉄道 小涌谷彫刻の森(神奈川県足柄下郡箱根町

どうでしょうか、この柔らくてゆるい感じ(笑)

紫陽花の丈が高いからファインダーからは直接見れないのでライブビューモードにして腕を上げて撮りましたが晴れているからモニターが見にくくて大変でしたし「エイヤーっ」と言う感じで撮った感じでしょうか。

 

午前中の撮影を終えて流石に紫陽花の撮影に飽きて来たので(笑)午後は紫陽花とは関係の無い撮影をします。

まずは大平台駅のホームから吊り掛け電車を撮ります。

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2019.6.28 箱根登山鉄道 大平台駅(神奈川県足柄下郡箱根町

シンプルな鉄道写真ですが一枚目の山を登り切った感じが中々良いですし新しい車両よりもクラシックな車両の方がやっぱり絵になると思います。

 

塔ノ沢駅に着いて銭洗弁天の中からスナップ!

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2019.6.28 箱根登山鉄道 塔ノ沢駅

この雰囲気が堪りませんね(^^)

静寂な空気感がなんとも言えません。

 

さて最後は箱根湯本からやって来る吊り掛け電車をトンネルの中を駆け抜ける姿をパチリ!

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2019.6.28 箱根登山鉄道 箱根湯本ー塔ノ沢(神奈川県足柄下郡箱根町

トンネルの中に全体がライトで照らされて何かドラマティックな雰囲気だし箱根登山鉄道の撮影の中で1つのハイライトだと思います。

103・107号車は引退しますが他の吊り掛け電車はまだまだ現役なのでこれからも撮影をしていきたい次第です!

 

 

 

 

最後の明かりを照らして

今回もJR四国について素人ながら書きたいと思います。

松山駅の時刻表を見たら朝7〜8時台はとにかく本数が少ないですね。

人口が50万を超えている街なのに30分に一本はあまりに少ないと思うのは筆者だけでしょうか?

松山の中心部は松山市駅をメインに伊予鉄の電車が走っており、JR松山駅はどちらかといえば住宅街のど真ん中にあるような感じだ。

これだけでも大きいハンデがあると思うが、おまけに松山エリアは単線で本数は増やすことは難しいかもしれないが、それにしてもな〜って思う。

国鉄時代から四国は軽視され続けて来た歴史があるから電化や複線化はどうでも良かったのだろう。

もし松山駅から伊予市駅まで複線化されていたら松山エリアは15分間隔で運行されていたと思うし伊予鉄から少しは乗客を獲得することは可能だったのではないでしょうか。

そもそも国鉄は地域密着を考えておらずどちらかと言えば長距離輸送を重視していたのが民営化になってそのツケが回って来ているのではないかと思う。

一番良い例が京阪神エリアだが、西明石から草津まで複々線になっているのにも関わらず、尚且つ新幹線の開通で特急・急行が無くなっでも大阪鉄道管理局(現・JR西日本)は国鉄本社に新快速や普通電車の増発を要望して来たが拒否をして来た。

外側の線路が貨物列車や特急専用の線路で国鉄本社が管理して、内側の線路は快速や普通電車を走る線路が大阪鉄道管理局の管理だったのが理由だそうだ。

当時の大阪鉄道管理局は運賃の値上げが続き私鉄に圧倒されて指をくわえて見るしかなかったのでは無いかと思います。

国鉄は首都圏の五方面作戦に投資をした事情があったにしても、国鉄幹部のあまりの無能ぶりに呆れてしまった。

国鉄最後のダイヤ改正で外線に新快速が走れるようになりおまけに新快速や普通電車が増発され、民営化になってからも新車が大量に投入されて私鉄からの乗客の獲得に繋がったがマーケティングという言葉を国鉄が少しでも意識していればこう言う事にはならなかったのではと思います。

 

四国の話に戻りましょう。

民営化されてからも改善させる事無くやっと松山エリアに高架化の工事が進められているが、何で早いうちにやらなかったか疑問に思う。

鉄道がダメなら松山駅を改築してルミネやルクアみたいにショッピングモールにするにしても松山の中心部から外れていて何も出来ないし松山市駅周辺に不動産展開をしようにも伊予鉄が強力すぎるから八方塞がりなのでしょう。

 

国鉄時代に松山の中心部に松山駅があればもう少し繁栄していたと思うし伊予鉄との共存共栄が可能だったはずだ。

街外れに駅を作った当時の国鉄の無能ぶりがよくわかる。

 

とは言え今のJR四国は何をやってもダメだと思うし一層のこと国有化しないと路線の維持は難しいと思うし社員がゼロになっても赤字経営だしコスト削減どうのこうの話ではないと思う。

国鉄の分割民営化は失敗だったと思うし民営化の際に東西に分けていればこの様な事態にはならなかった筈だ。

これは後にNTT東西や道路公団の民営化に活かされていると思う。

 

お待たせしました、本題へと参りましょう!

 

前回の記事はこちらから

 

 

r312street.hatenablog.jp

 

 

紫陽花と箱根登山鉄道は次回アップしますが、今回は7月に引退する吊り掛け電車モハ1形こと103・107号車を撮って参りました。

 

朝一のロマンスカーで箱根湯本へ

そして箱根登山電車に乗り換えて午前中は大平台と彫刻の森で紫陽花と電車を撮る。

 

午後からは塔ノ沢でトンネルの中を走る電車を撮る。

まずは試し撮りから

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箱根登山鉄道 箱根湯本〜塔ノ沢

トンネルがライトに照らされて中々良い感じだと思うが構図の修正が必要だが吊り掛け電車の登場が楽しみだ!

 

さて反対側からいよいよ103・107号車がやって来た。

トンネルにヘッドライトの明かりが灯りいよいよ緊張してきたしワクワクしてきた!

ゆっくりと電車がやって来てバッファいっぱいにシャッターを切る!

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箱根登山鉄道 塔ノ沢〜大平台

引退する103・107号車最後の輝きだと思うし、このワンシーンに出会えて本当に幸せだ!

これ以上の言葉はいりません。

大正から令和の時代まで駆け抜けた事に感慨深いし大事にされていた事に感謝しようではないか。