Railwayに想いをこめて

ファインダーから始まる一期一会の物語

海沿いの集落

憧れの舞台で撮影を終えて国道と尾鷲熊野道路を経由して、一旦新鹿(あたしか)駅で休憩した後は山道を走らせて数分で撮影ポイントに到着。ロケハンしてベストな場所を探します。

馬越峠とは違う雰囲気ですが新鹿の街並みを見る事が出来る絶景です。

今回は街全体に日が当たらなくなるまで撮影をします。

列車が来るまで30分以上ありましたので色々と構図を練ります。

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2020.2.13  紀勢本線  波田須-新鹿(あたしか)(三重県熊野市)

微かに聞こえてる波の音に新鹿の街並み。思えば遠くへ来たのを実感しますし本州の南に来たのが良く分かりますね。

本来ならレンズをワイドに広げて海を大きく入れるのが良いと思いますが、今回は望遠にズームアップして列車の存在感と街並みを重視しています。

鋼製のキハ11やキハ40が紀勢本線普通列車の運用から撤退して数年経ち全てJR発足以降に製造されたステンレス車に統一されていますが、キハ85は街並みに飲み込まれて存在感が少し薄いように感じでしまいます。

次の列車まで20分くらいありますが日没まであまり時間が無く段々と日が当たらなくなって来ました。

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太陽の光が線路に辛うじて残っていたのでスポットライトを浴びるキハ25、自分にとってのランドマークであります新鹿郵便局もスポットライトを受けています。

最後の写真は列車交換して多気に向かう普通列車です。なんとか日が当たり2日目の撮影を終えることが出来ました。

これまでは天候に恵まれて良い感じで撮影は進んでおりますが、3日目の最終日は朝9時からは雨の予報です。和歌山県の新宮エリアから撮影をスタートしますがどんな出会いがあったのかは次回のお楽しみです。

 

憧れの舞台

朝の撮影を終えて直ぐに移動を開始します。国道沿いのコメダ珈琲で遅めの朝食を頂き、先ずは「道の駅海山」に到着して早速プチ登山の準備をして出発します。

今回は馬越峠(まごせとおげ)からの俯瞰撮影を行うプランです。正式には馬越峠の中腹にあたりますが、この撮影地は「青春18きっぷ」の舞台となった場所で以前から憧れがありいつかは撮りたいと思ったのですが何とか実現に漕ぎ着けた感じです。

撮影した2月13日は雲が残っているものの陽射しもあって撮影をするには条件が揃っていたのではないかと思います。

「道の駅海山」を出発して1キロ程歩くと熊野古道の入り口に入りアタックを開始します。初っ端から勾配のきつい石畳が延々と続きます。今回は絶対に撮影の失敗が出来ない事もあり、Nikonのフルサイズ一眼と重たいレンズ3本と三脚を携行しているので登る時は結構しんどいものがあります。重たいカメラとレンズで登山をして風景を撮られる方を尊敬した次第です。次回の登山と俯瞰撮影は軽いミラーレス一眼のシステムに変更しようかと本気で考えています。

きつい石畳の階段を登り切り未舗装の砂利道が現れて左に曲がり撮影ポイントまでの半分の行程を終わったことになります。砂利道に入ってからは少々のアップダウンはあるものの熊野古道のきつい石畳の階段に比べれば格段に楽です。

それでも中々俯瞰撮影ポイントが現れません。ひょっとしたら道を間違えてしまったのでは無いかと疑念を抱きながら前へと進みます。木々に遮られてはいるものの海がチラッと見えているので撮影ポイントが近付いて来たのは何となくわかりました。

砂利道を歩くこと20分程で憧れの俯瞰撮影ポイントに無事に到着。思わぬ絶景に息を飲むのと同時に心の中で万歳三唱したのは言うまでもありません(笑)

ネットでは90分かかるとか2時間コースなんて書いておりましたが、健脚の方でしたら1時間を切るくらいで到達出来ると思いますし筆者も1時間かからずに到着しました。撮影ポイントに到着して早速チェックをしますが手前の木が伸びてはいるものの撮影が可能なのが分かって先ずは一安心。

構図を作り先ずは普通列車を撮ります。

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2020.2.13  紀勢本線  相賀-尾鷲三重県尾鷲市

あと7.8年早く貨物列車を撮りに来れば良かったと後悔しきりです。それでもこの絶景を独り占め出来て幸せ者です(笑)

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40分後に午前中のメインである「ワイドビュー南紀」がやって来ました。

どちらかというと編成が長い方が絵になると思います。

どうしても平日だと普通列車が2両で特急が4両なので増結が期待出来る多客期が狙い目では無いかと思った次第です。

それは置いといて、わざわざ登った甲斐があり楽しかった撮影でした。登り切った時は俯瞰撮影なんて二度としたくないなんて思うけど、時間が経つと何故かちょっとした山登りをしたくなります。やっぱり絶景を撮りたい気持ちが強いのでしょうね。

この絶景を目に焼きてけて撮影ポイントを後にして下山して車を置いてある「道の駅海山」に無事に到着。

この後はある場所に行ってお手軽な俯瞰撮影をしております。

 

 

静かな朝を迎えて

2日目の朝を迎えました。朝起きて外を見ると雨が降っており撮影をするには難しい状況です。

本来なら晴れていれば日の出直後の銚子川から「ワイドビュー南紀」の俯瞰撮影をしようと思いましたが残念ながらパスして別の撮影プランを考えます。

2日目の朝は有名ポイントではなくネットにも上がらないようなマイナーなポイントで撮る事にしますが、いかんせん初めて撮る場所なので何があるかわからないまま車を走らせます。

とある川のポイントに到着してロケハンを開始。雨はまだ残っているものの降り方が弱くなりました。電線を電柱等が障害物としてあったので川沿いを歩きながらベストな構図を探しますが苦労を強いられます。

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2020.2.13  紀勢本線  三木里-賀田(三重県尾鷲市

雨が少し降ってはいるものの雲に表情があったので良かったのですが、雲の表情が無かったらもっと悲惨な結果になっていたかもしれません(笑)

雨も止んで雲と雲の間から太陽が見えて来ました。次の写真は水鏡と一緒に列車を絡めますが最初に撮った同じポイントで違った構図で普通列車が来るのを待ちます。後は風が吹かない事を祈ります。

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銚子川での撮影が叶わなかったのは残念ですが、風も無い静かな朝を迎えました感がありますし、仕事で嫌な事があったのを忘れさせてくれる鉄道風景ではないでしょうか。

強いて言えば川の反対側に小屋があるのですが、こればかりはかわす事が出来ませんでしたが、贅沢を言うのは止めましょう(笑)

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順光側に行くと丁度虹が出て来たので思わずパチリ!

しかし列車が通るのは30分後、直ぐに虹は消えてしまい列車と撮れないの残念です。虹を見るのは何年振りだろうか。まさかの出会いに感謝をしないといけませんね。

 

朝練が終了して次はいよいよ2日目のハイライトであります「青春18きっぷ」の舞台に向かいますがこの後は晴れの予報ますます楽しみですがどんな出会いがあったのでしょうか。

 

いせうみ

2月12から2月14日に撮影した模様をお送りします。

2月の時期だと雪景色を撮りたいと言う想いがあります。本当のところ只見線の雪景色とキハ40型を撮ろうと思いましたが超の付くくらいの暖冬で雪景色があまり期待出来ないのと撮影予定日が気温がだいぶ上がる予報でしたのでここはパスして、代替撮影地として参宮線紀勢本線JR東海側で海をメインに撮って参りました。

 

朝7時台に東海道新幹線に乗車すると東京は曇り空です。当日の三重県の天気予報は日中は晴れの時間もあると言う事ですが気まぐれの天気に左右される感じです。

と言うのも出発の2.3日前は曇りや雨の予報で晴れが期待出来なかったので、撮影プランが崩れてしまうのでは無いかと不安を抱えたまま東京駅を出発します。

静岡県に入ると天候が少しずつ回復していきます。

名古屋に到着すると青空がだいぶ見えて来たので、何とか海を大きく入れた撮影が出来る条件がある程度整ってきました。

津駅近くのレンタカー屋さんで車をピックアップして伊勢道から伊勢志摩スカイラインを経由して朝熊山の山頂にあるドライブインに到着して早速ロケハンしますが、撮影当日は気温がだいぶ上がって18度くらい迄上昇しています。

遠景がだいぶ霞んでいて撮影するには難しいコンディションですが果たして・・・

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2020.2.12  参宮線  池の浦シーサイド-鳥羽(三重県鳥羽市

Lightroomで霞除去を使って補正していますが、気温が低くて尚且つ湿度が低かったらもっと海のブルー感が表現出来るのですが、それでも見事な伊勢湾の絶景です。

初の撮影ですが複雑に入り組んだ伊勢湾の景色に惚れ惚れです。

 

一旦朝熊山の山頂を離れて2キロ先にある「青春18きっぷ」の舞台に向かいます。近くの駐車スペースに車を置いてカメラと三脚をセットしますが一枚目のとは違う雰囲気があって良い感じです。

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青春18きっぷに採用された舞台に憧れがあったので漸く念願が叶った良かったです。

海のある最高の絶景なのは間違いありませんしもしかしたら二度と訪れる事は無いかも知れないと思い夢中でシャッターを切りました。

欲を言えばこれがステンレス車キハ75系ではなくキハ40系でしたらもっと良かったのですがこればかりは仕方がありません。

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2020.2.12  近鉄鳥羽線  池の浦-鳥羽(三重県鳥羽市

今回撮ったポイントからは近鉄電車も撮れる事が分かったので「伊勢志摩ライナー」をパチリ!

右下に小さく写っていますが黄色の車両なので存在感は何となく有るのではないでしょうか。

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2020.2.12  参宮線  五十鈴ヶ丘-二見浦(三重県伊勢市

再び朝熊山山頂に戻り宮川を渡る参宮線の写真を撮ろうとカメラを構えましたが、曇ってしまい残念な結果になってしまいましたが冬の季節に再挑戦する価値はあるのを実感した次第です。

海バックの鉄道写真に強い憧れがある筆者としてはかなり満足しておりますし、以前から撮りたかった伊勢湾の舞台を撮る事が出来て気分は最高です!

 

 

最後の花道

小田原駅で700系の撮影を終えて東海道線の早川・根府川間にある早咲きの桜を撮りに行きます。

国道135号を走行して途中で早川駅近くのコンビニでお昼ご飯休憩をして撮影ポイントへと向かいます。

雲が段々と増えてきて撮影条件が悪くなって来たのでちょっと焦り気味です。初めて行く撮影ポイントなので早めに着いてロケハンしたいのですが、何処に車を停めて良いのか分からないまま不安になります。

車を走らせると右側に佐奈田神社の案内の表示があったので狭い道の急坂を登ります。車が来ない事を祈りましたが、最後の最後で対向車が来てしまいバックして対向車に道を譲り佐奈田神社の駐車場に到着。

ここからロケハンに入ります。今回は以前購入した桜と鉄道をメインにした雑誌を参考にGoogle マップでポイントを割り出してエアロケハンはしたのですがみかん畑に囲まれた場所なので見つけるのに時間がかかりそうな雰囲気。

軽トラが通れるかどうかの道を右に行ったり左に行ったりとなかなか見つからず苦戦を強いられます。

その間に列車は通過して早く撮影したい気持ちに駆られます。

ロケハンを開始して20分程で何とか撮影ポイントに到着しますが一部で早咲きの桜はピークを過ぎておりちょっとガッカリです。

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2020.2.28  東海道本線  早川-根府川(神奈川県小田原市

綺麗に染まった早咲きの桜に海をほんの少し入れております。絶景と言う訳ではありませんし派手さはありませんが、何か落ち着いた撮影ポイントの雰囲気ではないでしょうか。

欲を言えば3段脚立があると桜の景色がもう少し広がって構図が作り易かったのでは無いかと思いますが脚立無しでも充分満喫出来るのではないでしょうか。

もう少しでラストを迎える「スーパービュー踊り子」と桜との組み合わせが最後かと思うと寂しい気持ちになります。

ダイヤ改正後も185系の定期運用も2往復残りましたが桜との組み合わせは恐らく最後になることでしょう。

来年は「サフィール踊り子」とE257系との組み合わせが大変楽しみです。

さて次は東海道線に撮影に来ると欠かせないEF66牽引の1097列車が来るのでファインダーに集中して通過するのを待ちます。

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2月25日か26日に国鉄色EF66-27が1097列車に充当していたのは貨物ちゃんねるで知っていたのですが、あと2、3日早ければと言う気持ちはありますがこればかりは仕方がありません。それでも化学薬品を積んだ列車なので東海道線を撮りに行った時は記録しても良いのでは無いかと思います。

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最後はこの写真で締めます。

ネットでもあまり上がらないポイントではないかと思いますが早咲きの桜と収穫前のみかんと廃墟と化した小屋ですが何とも言えないシュールな感じです。

この後は石橋地区にある定番の撮影ポイントで撮影することも考えましたが曇っている事と仕事の激務が続いた為身体の疲れを考慮して撤収し帰宅しました。

とは言え無事に700系新幹線を見送る事が出来、午後からは春の雰囲気を楽しむ事が出来て良かったのは言うまでもありません。

最後の別れ

今回は2月28日に撮影した模様をお送りします。

お題は今度のダイヤ改正前に引退する700系新幹線車両です。

今回は3回撮るチャンスがあり何処で撮ろうか候補地の選定をしますが、天気予報と睨めっこしながらと言う事になります。

撮影した2月28日の関東地方は晴れの予報と出ておりましたが、撮り鉄の味方「GPV天気予報」を見ると朝は雲が無いものの通過する12時30分前後は雲が増える予報との事で静岡県富士市にある富士山バックの撮影は敢えなくパス。

他の候補地としては横浜の羽沢の跨線橋も考えたが早めに行っても定員いっぱいで撮るのが難しいのでこれもパス。

横浜ランドマークタワーバックも候補に上がりますが新幹線の側面に陽が当たらないこともありこれもパス。

平塚市内の富士山バックの撮影ポイントも考えたが先程書いた通り雲に隠れる予報でパス。

結局は午前中は新幹線・午後は早川・根府川間で早咲きの桜を撮るプランに決めて、700系新幹線は小田原駅のホームから撮ることにします。

8時過ぎに自宅を出発して早速環八の渋滞にハマります。ノロノロ運転しながら東京インターから東名高速に入ります。そこから先は順調に進みます。小田原厚木道路を経由して荻窪インターで降りて程なくして小田原駅に到着。早いうちに小田原駅の新幹線ホームに行く事も考えましたが入場券の2時間縛りもあり、一旦仮眠を取り11時過ぎに小田原駅の新幹線ホームに到着。

ビッシリ行列が出来ているのかと思いきや、筆者が考えている以上に撮られている方が少ない印象です。

今回は余裕があるのでどの位置がベストなのかポジションを変えながら撮影します。

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2020.2.28  東海道新幹線  新横浜-小田原(神奈川県小田原市

今回の撮影は絶対に失敗出来ないので機材はNikonのシステムを使っています。D500に80-400ミリズームレンズに1.4のテレコンバーターを装着。更にD500の1.3クロップにして換算1100ミリ近くの超望遠で撮りました。

14号車付近から撮りましたが、圧縮感と坂を登っているのがよくわかりますね。オレンジ色の標識がどうしても構図の中に入るので別の場所に移動して12号車付近で撮ります。

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一枚目の写真よりもズームレンズを引いて撮りましたがオーソドックスな構図ですが迫力に少し欠けます。後で考えたらこの構図でも良かったかなーと思った次第です。

試行錯誤しようにも東京行きの「こだま」が入線すると5-8分止まるので練習するチャンスがあまり無いのでぶっつけ本番になります。

700系が来るまでは少し視点を変えた写真も撮っております。

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2020.2.28 東海道新幹線  熱海-小田原(神奈川県小田原市

小峰トンネルから新幹線が飛び出した瞬間です。

新幹線を浮かび上がらせて周りの架線や架線柱を暗くする事によってちょっとしたアート感をイメージしています。寧ろこの写真がベストショットではないかと思うようななりました(笑)

 

さて、いよいよ本番の時を迎えます。9号車付近にポジションを取り通過予定時刻の12時20分になり遠くから700系が見えて来ました。

通過する時はほんの一瞬、失敗出来ないと言う緊張がMAXに到達し心臓の鼓動も高まって来ました。ファインダーから新幹線がぐんぐんやって来てシャッターを押します。

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「700ありがとう」を強調するにはこれしかないと思い先頭車をアップ気味にして撮り、左側にあるオレンジ色の標識を目標物にして構図を固定しました。

最初はD500の3Dトラッキングを使い700系を撮ろうと思いましたが、練習で使った時はピントが合ったり合わなかったりとイマイチだったので画面の右下にピントを合わせて撮っています。

手持ちの時の編成写真は列車に釣られて右に動かしてしまう癖があって列車の側面や後ろの車両がカットしてしまうところがありましたが、モニターを見たら何とか粘ってくれました。その瞬間に肩の力が抜けた感じですしホッとしたのは言うまでもありません。

葬式鉄」みたいな事は人が多くて今までは撮ったことはありませんでしたが、今回は旅行等でお世話になった思い入れのある車両と言うのもあって自分にとってのラストショットを撮りましたが、最後に見送る事が出来て良かったと思いますし東海道新幹線では撮る事が出来ないかと思うと寂しいです。

 

伊豆路を駆け抜ける仲間たち

2月11日の撮影の続きです。

午前中の撮影を終えてお昼ご飯ブレイクをして午後の撮影に挑みます。

今度は本格的にロケハンをしながら桜のボリューム感がある構図を作ります。

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2020.2.11 伊豆急行線  伊豆熱川-片瀬白田静岡県賀茂郡東伊豆町

川沿いの歩道からの撮影です。立って撮ると列車と河津桜が被ってしまうのでローアングルで構え、普通に横構図で撮ると右側に柵が写ってしまうので構図を斜めにしてちょっと動きのある表現をしています。

先ずは引退する「伊豆クレイル」ですがやっと初めて撮影することが出来ました。何か引退するのは勿体ないと思いますが筆者としては残念です。

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次はリゾート21の「キンメ電車」です。

最初にリゾート21の登場には大変驚いた記憶があります。海側の座席に座ると伊豆の海が見えて伊豆を旅行している高揚感が湧きますが山側からの眺めは最悪です。山や住宅しか見えないので熱海から下田までの乗車時間を考えたら退屈極まりないのは間違いありません(笑)

去年の伊豆での河津桜の撮影でリゾート21に乗車しましたが桜の開花が丁度ピークで、車内は花見客でいっぱいでギュウギュウの満員電車に揺られて行った記憶が蘇ります。熱海や下田までは1時間半以上は立ちっぱなしで乗車するので苦痛で仕方ありませんでした。

もしリゾート21が引退する前に登場時のペイントに戻して貰いたいところです。

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成田エクスプレス専用車両のE259系です。

臨時列車「マリンエクスプレス踊り子」として伊豆急行線に入線しています。走っている時間が中途半端な為か結構空いている印象があります。

熱海駅東海道線普通列車に乗る前に「マリンエクスプレス踊り子」は半分も座席が埋まっておりませんでした。車両の運用間合いとは言え果たして運転している事に疑問を感じます。

一層のこと河津桜のシーズンは普通列車の増発をして良いのではないかと思います。

 

場所を変えて河津桜を大きくして、列車の存在感もあるようにセットします。

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今度は東急電鉄からの譲渡車8500系です。伊豆急仕様はブルーのラインが入っておりますが1編成だけブルーラインが無く東急電鉄時代の昔のスタイルです。

筆者も装飾のないコールゲートのあるスタイルが大好きです。今回は河津桜と絡める事が出来てラッキーでした。

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場所を変えて下から煽り気味に列車を大きくしてパチリです。

最後はやっぱり「スーパービュー踊り子」で締めましょう!

一度しか乗っておらず思い入れはあまりありませんが185系とは全然違う雰囲気にJR東日本の伊豆に対する意気込みが伝わります。

小田急JR東海が「あさぎり」用に作られた車両が何気に豪華だった影響もあるのでしょう。

何せ「乗ったらそこは伊豆」をコンセプトに作られた車両だけあって展望車はシートピッチが少し広かった記憶があります。

今回のダイヤ改正で引退するのは寂しい気持ちはありますが最後まで無事に走り切って欲しいです。

今回は海を中心に撮ろう思いましたが、河津桜が思った以上に咲いていたので撮影プランを変更して撮りましたが大正解でした!

スーパービュー踊り子」の最後の花道を飾る事が出来て良かったのは勿論感謝の気持ちでいっぱいです。